アジエンスのコンディショナーのしっとり保湿タイプとふんわり弾力タイプは何が違うのでしょうか
シャンプーが違えばセットになっているコンディショナーが違うのは当たり前ですが、シャンプーだけでなく、コンディショナーの成分も比較してみることで、より2つのシャンプーの違いが理解出来ると思います。
アジエンス、しっとり保湿タイプとふんわり弾力タイプの違い
そもそもアジエンス、しっとり保湿タイプとふんわり弾力タイプ(シャンプー)の違いを一言で言うと
しっとり保湿タイプは、髪が硬くてまとまりにくい人向けのシャンプーで
ふんわり弾力タイプは髪が細くて、べたっとしがちな人の為のシャンプーです。
アジエンス「しっとり保湿タイプ」と「ふんわり弾力タイプ」シャンプーの違い
アジエンスのコンディショナーーしっとり保湿タイプとふんわり弾力タイプの成分比較
両方の成分を比較しそれぞれ一方のみに配合されている成分を解説します。
しっとり保湿タイプだけに配合されている成分
しっとり保湿タイプだけに配合されている成分としては
・コハク酸
・アロエベラ葉エキス
・ベへナミドプロピルジメチルアミン
・ビスセテアリルアモジメチコン
・PPG-3カプリリルエーテル
・ヒドロキシエチルセルロース
これらの成分の働きを簡単に説明すると
pH調整、収れん作用を目的に配合されます。
保湿作用、キズの治療、抗酸化作用、紫外線吸収作用、抗老化作用、皮膚(頭皮)のコンディショニング効果があります。
髪の帯電を防止し、柔軟効果で柔らかくしっとりとした、まとまりのある髪にする作用があります。
シリコン剤です。べたつきにくく、しっかり髪をコーティングすることから、カラーリングが抜けにくく、ダメージヘアのコーティングにも効果を発揮します。
シリコン由来の合成ポリマーで、シリコンの成分を均一に混ぜる効果が有ることから、単体で使用するよりもシリコンと併用されることが多く、シリコンの量を減らすことが出来ます。
また、髪への吸着力が強く、毛髪にまとまりや艶を与え、シリコンが持つサラサラ感やしっとり感を高め、さらに持続させる働きがあります。
粘度を上げ安定した状態を保つほか、配合されている粉状の成分を均一に保つ働きもします。
ということで、当たり前ですがそのまんま、サラッとまとまりのある髪に導くための成分が、より配合されています。
アジエンスしっとり保湿タイプコンディショナーの詳しい解説はこちらの記事参照
アジエンスしっとり保湿タイプコンディショナー(シャンプー事典)
ふんわり弾力タイプだけに配合されている成分
・セタノール
・オタネニンジン根エキス
・加水分解シルク
・ナフタレンスルホン酸Na
・ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン
・ヒマワリ種子油
・セトリモニウムクロリド
・アモジメチコン
・ステアロキシプロピルジメチルアミン
・ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド
・セテアレス-7
・セテアレス-25
・イソプロパノール
これらの成分の働きを簡単に説明すると
高い吸湿性と保水性をもっており化粧品などにも広く使われている保湿剤です。適度にエモリエント性があり、毛髪に滑らかさと肌ざわりの良い感触を付与します。
また、薄い皮膜となって肌や髪を乾燥から守る働きもあり、温和なべとつかない光沢を与えてくれます。
ふんわり弾力タイプコンディショナーのメインの成分で、保湿や髪をカバーして保護する機能を重視していることが分かります。
オタネニンジンは朝鮮人参の別名で、血管拡張による血行促進作用、保湿作用、コラーゲン生成による抗老化作用などが期待されます。
また、医薬部外品として承認されている育毛成分で、毛乳頭細胞および外毛根鞘細胞増殖促進などによる育毛作用があります。
加水分解シルクは保湿作用や頭皮へのバリア機能があるほか、毛髪にしっかり付着し、ダメージヘアを補修したり、保護する機能があります。
髪表面で結晶化して、髪をばらばらにすることで、くし通りがよくなり、ふんわり仕上がり、髪にハリとコシを与えます。
すすぎ、仕上がり後も櫛通りが良好な保湿効果の高い油剤。エモリエント剤。感触改良材として感触を柔らかにする効果も有ります。
エモリエント作用があり、なじみや伸びが良く、ベタつきのない軽い使用感を持たせます。
毛髪に付着することで毛髪表面がなめらかになり、その結果、静電気の発生をおさえ(帯電防止)、すすぎや乾燥後の摩擦を低減し、毛髪のくし通りがよくなります。
シリコン剤の一種です。一般によく使われるジメチコンに比べ、髪への吸着性が良く、ダメージヘアーの修復にも効果が有ります。
帯電防止効果及びヘアコンディショニング効果が有ります。
すすぎ時におけるぬめり感を抑えるほか、乾燥後、髪を軽くふんわり仕上げる効果が有り、柔軟作用や静電気防止、殺菌のために添加されることがあります。
髪をコーティングすることで柔軟にし、静電気を防止するのでコンディショナーやトリートメントなどに配合することで髪のまとまりを良くし、スタイリングが楽になります。
乳化剤で製品を柔らかく滑らかにしたり、増粘性をつけたりするために使用されます。
セテアレス-25に比べて親油性が高く親水性が低くなっています。
乳化剤で製品を柔らかく滑らかにしたり、増粘性をつけたりするために使用されます。
セテアレス-7に比べて親水性が高く親油性が低くなっています。
香気の発散を良好にする効果が有ります。
ふんわり弾力タイプだけに配合されている成分を総合すると、ダメージヘアーを修復し、文字通りふんわり、弾力性のある髪質に仕上げる為の成分が目立っています。
アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナーの詳しい記事はこちらから
アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー(シャンプー事典)
それぞれのシャンプーを合わせて比べて見る
それぞれのシャンプー本体の方での詳しい比較はこちらの記事で行っています。
アジエンス「しっとり保湿タイプ」と「ふんわり弾力タイプ」シャンプーの違い
しっとり保湿タイプとふんわり弾力タイプのシャンプーの成分比較
シャンプーの方の成分比較では、しっとり保湿タイプは、しっかり汚れを洗い流した上で、保湿成分や髪をまとめるための成分が配合されており
ふんわり弾力タイプではコンディショナーと同じように、ダメージヘアーや細めの髪を保護して、ダメージからの回復、そして髪をカバーするための成分が配合されているのが目立ちます。
それぞれのタイプのコンディショナーの詳しい内容については下記の記事を参考にしてください。
アジエンスしっとり保湿タイプコンディショナー(シャンプー事典)
アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー(シャンプー事典)
まとめ
アジエンスのしっとり保湿タイプのシャンプーとコンディショナーは、ごく普通の健康な髪質用の人用で、しいて言うなら硬い髪質でまとまりにくい傾向のある人に向いており、
ふんわり弾力タイプのシャンプーとコンディショナーは、どちらかというと髪が細くて、すぐにぺたんとなってしまう髪質の人や、カラーリングやパーマなどで髪のダメージが大きい人などに適しているシャンプーセットと言えるでしょう。
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