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エメリル ヘアオイル(シャンプー事典)

エメリルヘアオイル シャンプー事典

 

エメリル ヘアオイルはエメリル(Emerire):株式会社LITから発売されているヘアオイルです。

この記事では、エメリルヘアオイルの特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。

 

エメリルヘアオイル

エメリルヘアオイルの販売会社さんのウリ

・ダメージケア成分「エルカラクトン」によって、ドライヤーの熱でうるおいを閉じ込めます。

「エルカラクトン」はナタネの種子から得られるエルカ酸から誘導された植物由来のヘアケア成分。髪の3大お悩みである、「パサつき」「うねり」「枝毛・切毛」に徹底的にアプローチ

・しっかりコーティングしますが、べたつかないノンストレスな使い心地

ハンドオイルとしてもご利用いただけるエメリルヘアオイル。ドデカンの高い揮発性によって、ベタつかずに油性成分の特徴を最大化します。ヘアオイルのベタつきが苦手な方からのご要望にお応えし、サラサラな使用感を実現

・雨の日の湿気もはじき、うねりも抑制

朝エメリルのヘアオイルをつけるだけで夜まで髪の潤いを保ちます。雨の日でもツヤのある髪をキープ

・3種類の万能美容オイル配合

天然の保湿剤「ツバキオイル」で潤いとツヤを与え、ビタミン豊富な「アーモンドオイル」がドライヤーなどの熱からキューティクルを保護し、保湿力が非常に高い「モリンガンオイル」で枝毛や切毛を防ぎます。

エメリルヘアオイルに含まれる3種類の植物オイル

・爽やかでリラックスできるシトラスフローラルの香り

フレッシュなシトラスとさわやかなフローラルが贅沢に融合。心まで癒してくれる、髪からふんわりと漂う特別な香りをお楽しみください!

エメリルヘアオイル、宝実の分析

エメリルヘアオイルのメインの成分は、合成スクワランとも呼ばれ、スクワランや環状シリコーンなどの代替としても使われる「水添ポリイソブテン」で他の成分を混ぜ合わせる油性の基剤として使用されています。

次に配合量の多いジメチコンは代表的なシリコン剤で、髪をコーティングしさらっとした質感にしてくれます。

以下、ドデカンやシクロペンタシロキサン、ジメチコノールなどは、髪をコーティングし保護してくれる成分が並びます。

エメリルヘアオイルに含まれる美髪成分

γ-ドコサラクトン は販売会社さんがウリにしているエルカラクトンのことでドライヤーやヘアアイロンなどの熱により髪のアミノ基と結合し、ダメージヘアーを補修します。

また髪を保湿したり頭皮環境を改善するための植物エキスも多数配合されています。

 

カリンエキス、ツバキ種子油、ワサビノキ種子油(モリンガ)、アルガニアスピノサ核油、アーモンド油、マカデミア種子油

さらに、香料やアロマ成分としてベルガモット果実油、セイヨウハッカ油、イランイラン花油、レモン果皮油が配合されていて、香りだけでなく、アロマ効果によるリフレッシュや頭皮環境そのものの改善も期待できます。

エメリルヘアオイル

エメリルヘアオイル宝実の総合評価

髪をコーティングし、サラサラにするばかりでなく、しっかり保湿して柔軟性を持たせる成分が様々に配合されています。

べたつき感はないと思いますが、ヘアオイルに慣れておらず、つけすぎた場合に、べとつくと感じる人もいるかもしれません。

 

頭皮環境を改善する植物エキスや、リラックス効果も見込めるアロマとしての植物エキスが多種多様に配合されていて、価格としてはかなり高級ヘアオイルの部類に入りますが、価格が納得できるのであれば、成分的には申し分のない内容だと思います。

 

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エメリルヘアオイルの全成分解説

エメリルヘアオイルについて配合量の多い順に全成分について解説します。

水添ポリイソブテン

水添ポリイソブテンは、合成スクワランとも呼ばれ、スクワランや環状シリコーンなどの代替としても使われます。

ヘアケア製品などに配合される場合、油性基剤あるいは増粘剤として配合されます。

 

ジメチコン

ジメチコンは代表的なシリコン剤で、髪をコーティングし、サラッとした質感にする事が出来ます。

多くのシャンプーやコンディショナーなどに使用されています。

ドデカン

ドデカンは、植物由来の炭化水素に分類される揮発性をもつ油状液体であり、サラッとした感触を付与する油性基剤として使用されています。

また、揮発性をもつことから、揮発性シリコンの代替として使用されています。

 

ミリスチン酸イソプロピル

ミリスチン酸イソプロピルはヤシ油やパーム核油から得られる油液ですが、無色透明で粘度が低いことから、比較的さっぱりとした感触が特徴。

髪や頭皮に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性が有ります。

 

シクロペンタシロキサン

環状シリコーンの一種で、常温でも蒸発する揮発性がある合成ポリマーで、油液ですが、べとつきがなく、使用感がさっぱりしています。

他の成分との相溶性があり、薄く広がり伸びが良く、さらっとした感触を付与することから、油性基剤として化粧品だけでなくアウトバストリートメントなどにも広く使用されています。

また、シリコンですからシャンプーに配合されている場合、すすぎ時に髪が絡んだりきしんだりすることがなく、乾いた後は髪の表面を滑らかにし、まとまりをよくします。

サラサラ感があり、摩擦を抑えるので枝毛防止になり、コンディショナーやトリートメントにもよく配合されています。

 

ジメチコノール

ジメチコールは親水性が有り、代表的なシリコン剤であるジメチコンに比べてダメージヘアの修復機能がアップしています。

また、ジメチコンと比べて耐水性や持続性のある滑らかな感触の皮膜(コーティング)を形成するほか、ジメチコンより、やや滑らかな感触を付与します。

エメリルヘアオイルに含まれる美髪成分

γ-ドコサラクトン

γ(ガンマ)-ドコサラクトンは「エルカラクトン」とも呼ばれ、ナタネの種子から得られるヘアケア成分でs。

ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をにより髪のアミノ基と結合し、ダメージヘアーを補修します。

加齢や紫外線、ドライヤーなどでめくれ上がった髪のキューティクルを修復する作用があり、うねりやクセ、絡まり、ハリやコシがない、広がりやすい髪などの改善に効果があります。

 

カリンエキス

カリンの果実から抽出して得られる植物エキスです。

カリンは食品にも使用されるほか、漢方薬としても使用され、抗炎症作用、保湿の効果があることから頭皮環境を改善し、髪のしなやかさを保つ効果が期待できます。

カリンの果実

 

ツバキ種子油

ツバキ種子油は人間の皮脂に近い植物性の天然オイルで、エモリエント効果(水分蒸発抑制作用)で髪や頭皮を長時間乾燥から守り、潤いと艶を与えなめらかにします。

毛髪への吸収性が高く、柔軟性や弾力性を与えることからヘアケア製品に多く配合されている成分です。

ツバキ

ワサビノキ種子油(モリンガ)

ワサビノキ種子オイルは、ワサビノキ の種子から得られる脂肪油(植物油)です。

別名モリンガオイルとも呼ばれ、オレイン酸70-78%を含有していることからヒト皮膚との親和性が高く、またベヘン酸の存在はベタつきのないサッパリした感触にもかかわらずリッチなエモリエント感を付与します。

 

アルガニアスピノサ核油

アルガニアスピノサ核油とは、いわゆるアルガンオイルのことです。

毛髪などからの水分蒸発量抑制や、水分量増加によるエモリエント作用のほか、頭皮などの弾力改善によるアンチエイジング効果が期待されます。

 

アーモンド油

アーモンド油は、アーモンドの種子から得られる脂肪油(植物油)です。

アーモンド油が保有している閉塞性により髪の水分蒸発を抑え、髪に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性を有していることからヘアケア製品にも良く使用されています。

アーモンド

 

マカデミア種子油

マカダミア種子油は人間の皮脂に組成が似ており、皮膚(頭皮)への浸透性が高く、特に30代以降急激に減少するパルミトレイン酸を豊富に含むため、比較的年齢の高い人のお肌(頭皮)のケアに効果が有る成分です。

また、髪への浸透力も高いので、乾燥した髪に潤いを与え艶やかな髪、まとまりやすい髪にする効果があり、オイル成分がキューテクルを保護するので、乾燥やドライヤーの熱から受けるダメージを軽減して枝毛や切れ毛の予防にもなります。

 

トコフェロール

トコフェロールは、ビタミンEの別名です。製品自体の酸化防止及び髪や頭皮の抗酸化作用(アンチエイジング)を目的に配合されます。

 

(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー

(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマーは、シリコンをベースにペプチドが組み合わさった構造をしておりヘアコンディショニング剤として使用されます。

髪を滑らかな感触にし、指通りをよくすると共に保湿し、髪を保護する機能があります。

痛んだ毛髪への吸着性に優れ、微量で全体に、均一なコーティング膜を形成し、ダメージの防止、修復が出来、髪の感触を改善するほか、使いすぎても重くならないのが特長です。

 

ベルガモット果実油

ベルガモット果実油は、ベルガモットの果実からとれる植物油でアロマとしても広く使用されています。

交感神経を鎮静させ、リラックス効果と覚醒効果もあり、フローラルなトーンのある、明るくおだやかで、爽快な気分にさせる香りでリフレッシュ作用があります。

血行促進作用があり、頭皮環境の改善にも効果が見込めることから育毛シャンプーなどにも使用されるほか、殺菌・抗菌作用もあり、皮脂分泌過多で起こる脂漏性皮膚炎に作用する効果もあります。

ベルガモットの果実

 

セイヨウハッカ油

セイヨウハッカ油は、シソ科植物セイヨウハッカ(ミント、ペパーミント)の葉から抽出して得られるエキスです。

ペパーミントの爽快なメントールの香りは中枢神経を刺激して血管を拡張させ、知覚神経終末を刺激することで眠気を吹き飛ばし、脳の働きを活性化するほか冷感作用と鎮静作用を発揮すると考えられています。

ヘアケア製品に配合される場合は、収れん作用、鎮静作用、冷感(清涼感)作用、抗菌作用、香料として使用されます。

 

イランイラン花油

イランイランはアロマテラピーで使用される精油として有名です。非常に特徴のある香りで好みが分かれる場合もあります。

アロマとして非常にリラックス効果が有るほか、皮脂の分泌バランスを整える働きが有り、頭皮環境を整えることで育毛効果も期待されます。

イランイラン

 

レモン果皮油

レモン果皮油は、レモンの皮から取れる精油で、消毒・殺菌作用があるほか、血液の循環改善、過剰な皮脂分泌を抑えることで頭皮環境を整えるほか、アロマの効果など様々な効能が期待できます。

レモン

 

セバシン酸ジエチル

セバシン酸ジエチルは、脂溶性が高く、ダメージ毛・健常毛における脂溶性物質の浸透促進効果があります。

軽い感触でべたつきのないさっぱりしたエステルで、主に髪のトリートメントやヘアケア製品に使用されています。

保湿作用と浸透性があることから、頭皮環境を良くし、他の脂溶性有効成分の頭皮への吸収促進効果も期待できます。

 

水です。何らかの理由で他の成分に混ざって入り込むものと考えられます。

 

エタノール

エタノールはいわゆるアルコールの成分で、抗菌、殺菌効果があるほか皮脂を取り除く効果が高く、頭皮の引き締め効果もあり、夏場などであれば清涼感も得られます。

成分解説以上

 

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