ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインオイルインシャンプー(グロス&リペア)はクラシエホールディングス株式会社から発売されているシャンプーです。
ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインシャンプーには「スムース&リペア」「リッチ&リペア」「グロス&リペア」があり
この記事では、「グロス&リペア」の特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。
ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインシャンプー(グロス&リペア)の販売会社さんのウリ
・髪のゆがみ(うねり・くせ・パサつき)を整え、素直な髪へと導くノンシリコンヘアケアブランド
・プレミアムヒマワリオイルEX(オーガニックヒマワリオイル・ヒマワリシャインリピッド(ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル)・ヒマワリ種子エキス・ヒマワリ花エキス/脂質&水分キープ+ダメージ補修+うるおい保持&ツヤUP成分)配合
・ツヤを失った疲れ髪も毛先までツヤツヤ、さらさらな髪に整えます。
・キメ細かい豊かな泡が髪をやさしく洗い上げ、毛先までツヤのある手触りの良い髪に仕上げます。
・髪表面と髪内部のWからアプローチし、扱いやすい髪へ導く「ゆがみケアシステム」
・うねりの目立たない髪へと導く「うねりコントロール処方」
・傷んだ部分をねらって集中補修するダメージセンサー機能
・サルフェート(硫酸系界面活性剤)フリー処方
・明るく気持ち弾む艶やかで透明感のあるスパークリングフローラルの香り
・4種類のアミノ酸系洗浄成分(ラウロイルサルコシンTEA、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルトレオニンNa)
・ノンシリコン処方の透明シャンプー
ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインシャンプー(グロス&リペア)、宝実の分析
・ヒマワリシャンプー3種類の中で、リッチ(オレンジ)はメインの洗浄成分が、比較的刺激の少ないココイルメチルタウリンNaを使っているのに対して、スムース(白)とこのグロス(ピンク)は、やや洗浄力が強めのらラウロイルサルコシンTEAを使用しています。
・ヒマワリシャンプーと言うくらいですから、ヒマワリ関連のヘアケア成分が各種豊富に配合されています。
といってもヒマワリが特別にヘアケアに効果があるという成分でもなく、そこそこの効果は期待できるというものの、成分による効果というよりは、イメージ的な部分が大きいと思います。
ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインシャンプー(グロス&リペア)、宝実の総合評価
ディアボーテのヒマワリシリーズはノンシリコンシャンプーで、比較的に洗浄力がマイルドで、刺激の少ないものを使用していますが、その中でもスムース(白)とグロス(ピンク)はやや刺激の強いラウロイルサルコシンTEAを使用しています。
(リッチ(オレンジ)は刺激の少ないココイルメチルタウリンNaを使用)
もっとも、そのほかにも刺激の少ない洗浄成分を副成分として配合してあり、刺激は緩和されていますが、健康な髪で、しっかり洗い流したい人や、アミノ酸系のマイルドな感触がイマイチ好きでない人でなければリッチ(オレンジ)を選んでもよいでしょう。
ディアボーテ(HIMAWARI) オイルインシャンプー(リッチ&リペア)(シャンプー事典)
コンディショナー
ディアボーテ(HIMAWARI) オイルインコンディショナー(グロス&リペア)(シャンプー事典)
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ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインシャンプー(グロス&リペア)の全成分解説
ディアボーテ (HIMAWARI)オイルインシャンプー(グロス&リペア)の全成分について、配合量の多いものから順に解説していきます。
ラウロイルサルコシンTEAは陰イオン(アニオン)界面活性剤に分類されるアミノ酸系洗浄成分です。
アミノ酸系の洗浄成分ですが洗浄力は比較的高めで、刺激もやや強いのが特徴です。
泡立ちがよく使い心地は良いが、アミノ酸系の洗浄成分としてはやや脱脂力が強くなっています。
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタインは両面界面活性剤です。
他の両性界面活性剤に比べ、皮膚刺激が少ないことからベビー用シャンプーで使用される事も多く、硬水や幅広いpH領域でも高い起泡・洗浄力をもち、泡立ちも非常に良い洗浄成分で、増粘性、帯電防止、ヘアコンディショニング効果もあります。
PPG-2コカミドは、非イオン界面活性剤で、洗浄力はあまりありませんが、シャンプーなどに配合すると、泡の安定性、増粘、起泡、洗浄性を高める効果があります。
メインの洗浄剤ではなく補助的な洗浄剤として使用されます。
アミノ酸系の洗浄成分(界面活性剤)で、刺激が少なく髪や頭皮に与えるダメージは少ないですが、その分、洗浄力や泡立ちは悪くなります。
洗い上がりの時に、独特のしっとり感があり、弱酸性ということもあって頭皮にダメージがあったり、バリア機能の低下した人にも安心して使用する事が出来るのが特徴
乳化剤(親水性界面活性剤)として成分を均一に混ぜ合わせるために配合されます。
陰イオン界面活性剤と併用することで陰イオン界面活性剤(洗浄剤)の泡を増大させ、泡の弾性を向上させることからシャンプーなどの泡質向上のために配合されることもあります。
その他、エモリエント作用や、髪のキシミ感を緩和できる特徴があり、髪を洗う時のヌルつきをおさえる効果もあります。
皮膚刺激や粘膜刺激が非常に低く、肌荒れを起こすようなリスクが少ないため、肌の弱い人や赤ちゃんにも安心して使える界面活性剤(洗浄成分)です。
また起泡性や洗浄力も優れており、メインの洗浄剤だけでなく補助の洗浄剤として使われることも多い洗浄成分です。
ひまわりの種から採った植物油でエモリエント作用があり、リノール酸が約70%、オレイン酸を約15%含有し、リノール酸の割合がかなり高いことから、皮膚へのなじみや伸びが良く、ベタつきのない軽い使用感を持つ事からシャンプーだけではなく幅広くヘアケア製品や化粧品などにも使用されている成分です。
ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリルは抱水性エモリエント作用があり、皮膚親和性が高く、またツヤ感がでることから、しっとり感およびツヤ感を付与する目的でシャンプー製品、コンディショナー製品、アウトバストリートメント製品などに配合されます。
ヒマワリ種子エキスはヒマワリの種子から抽出されるエキスで、キューティクルに浸透して、髪をダメージから保護するほか、保湿作用、補修作用、抗酸化作用、紫外線抑制作用がある成分です。
ヒマワリ花エキスはヒマワリの花から抽出されるエキスです。
ひまわり花エキスの主成分は、オレイン酸とリノール酸で抗酸化作用、保湿作用、毛髪の構造強化の効果があります。
洗髪後のブラッシングなどによって生じる静電気の発生を抑制するほか、毛髪を柔らかくし、すべりやすくするほか、泡質を改善し感触を改善する効果があります。
セテアレス-60ミリスチルグリコールは、動植物などの「天然油脂」から作られる成分で、製品をゲル化したり増粘作用を与え、泡立ちや粘度を高めます。
アミノ酸系の洗浄成分で、皮膚刺激が低く、毛髪への吸着性にも優れているため、高いコンディショニング作用があり髪や頭皮に潤いのあるしっとりとした仕上がりになります。
PH調整あるいは頭皮や毛髪の引き締めを狙った収れん作用を期待して配合されます。
静電防止や保湿剤、毛髪に対するコンディショニング剤などとして広く一般に使われている成分です。
髪が静電気を帯びてまとまりにくくなるのを防いだり、くし通りをよくしたりするために配合されています。
また髪に柔軟性を与えることから、しなやかで柔らかい手触りにしてくれます。
ココイルトレオニンNaはアミノ酸系の界面活性剤で、低刺激で主成分としてではなく、助剤として使われることが多くなっています。
また、コンディショニング効果があり、洗った後の指どおりが良くなります。
植物油(ヤシ油)から作られるアミノ酸の一種であるグルタミン酸を化合して作られる代表的なアミノ酸系の洗浄成分です。
洗浄力はマイルドで、頭皮や髪への刺激は少ない成分ですが、アミノ酸系の洗浄成分としては比較的洗浄力や泡立ちは強い方で泡のキメが細かい特徴があります。
塩化Naとは、いわゆる塩の成分です。陰イオン界面活性剤(洗浄成分)の水溶液に塩化Naを加えると粘度が増大するほか、乳化物の安定性を高め、溶液に溶けない成分を溶液中で均一に安定させるために使用されます。
保湿剤または柔軟剤として使用され、ヘアケアーに使用する場合は乾燥した頭皮の保護やばさついた髪の補修に効果が期待できます。
主に保湿剤として使用されます。そのほかには細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。
シャンプー中にカルシウムイオンや鉄イオンなどの金属イオンが混ざっていると泡立ちや洗浄力が極端に低下するので、これらの金属イオンの悪影響を封じ込めるために配合されます。
食品などにも使用される、抗菌・防腐剤です。酸性成分の中で高い抗菌性を発揮し、他の防腐成分と併用されることが多くなっています。
シャンプーや化粧品に香りをつけたり、あるいは原料臭を隠すために配合される微量成分の総称です。
カラメルは水飴などの糖類を熱処理分解することで得られる褐色の液体で、天然の着色料として使用されます。
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