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メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」(シャンプー事典)

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」 シャンプー事典

 

「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」はメゾンレクシア株式会社(MAISON LEXIA)から発売されている頭皮環境を整えるための、ボディーマッサージにも使える頭皮スカルプトリートメントです。

この記事では、スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンスの特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。

 

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」の販売会社さんのウリ

・年齢や季節環境などでゆらいだ頭皮環境をすこやかに整え、ハリやコシのある美しい髪に導く年齢に応じた頭皮のためのトリートメント。

・ボディマッサージにも使えるマルチユースのトリートメント

・36種類の植物由来成分を配合。年齢や季節環境で頭皮環境が乱れると、髪のボリュームがなくなったり、かゆみやニオイなどのさまざまなトラブルが。そんな揺らぎやすい頭皮にパワフルな植物の力がうるおいを与え、柔らかく整えます。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」に含まれる植物エキス

・豊富な植物オイルと有用成分がダメージヘアを補修。紫外線やドライヤー、パーマやカラーなどでダメージを受けた髪に、植物オイルをはじめとする有用成分がアプロ―チ。艶やかでまとまりのある髪の毛へ導きます。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」に含まれる植物エキス

 

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」、宝実の分析

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」は保湿機能を重視していて、髪を補修するよりは頭皮をいたわり、頭皮環境を改善することで、根本的に髪質を改善する手法をとっています。

また、保湿だけではなく頭皮細胞を活性化させるための成分も多く配合されています。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」宝実の総合評価

ボディーマッサージにも使えると宣伝していますが、ボディーマッサージと言うよりは、頭皮のマッサージに最適なトリートメントです。

トリートメントと言えば、髪の補修のための成分がメインになるのが普通ですが、このメゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」では頭皮ケアのための成分がメインになっていて、

ていねいに頭皮マッサージをすることで、毛根の状態を改善したり、血行を改善して、栄養補給がしっかり行われるようになり、毛髪そのものの質を改善しようとするトリートメントで

ダメージケアを補修するのではなく、元から美しい髪質を作ることを目指す、ほかのトリートメントとはかなり異色のものと言えます。

 

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」の全成分解説

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」の全成分について、配合量の多い順に解説します。

セテアリルアルコール

ステアリルアルコール(牛脂、大豆油などが原料)とセタノール(ヤシ油、パーム油、牛脂、鯨脂などが原料)を混合させた、高級アルコールで乳化剤としての効果を得るために用いられ、適度なエモリエント性と乳化補助による粘度を適度に保つ効果があり、トリートメントやコンディショナーなどの基材成分として使用されます。

 

ミスチリン酸メチルヘプチル

ミスチリン酸メチルヘプチルは、植物由来の成分から作られるオイルです。

しっとりと軽い感触でエモリエント効果があり、毛髪にさらっとしたしなやかな感触を与えまるほか、軽い感触のエモリエント成分としてスキンケア製品にも使用されます。

 

水添ナタネ油アルコール

水添ナタネ油アルコールは、ナタネ油を還元して得られる高級アルコールで、油性基剤として使用されます。

また、増粘剤、乳化剤安定助剤、感触改良剤としてスキンケア製品やヘアケア製品に使用されています。

アブラナの花

BG

BG(1,3-ブチレングリコール)は主に保湿剤として使用されます。

そのほかには細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。

 

水添ファルネセン

水添ファルネセンは、サトウキビから作られる成分で、エモリエント成分として、ヘアケアやクレンジングに使用される油性成分です。

その他、スキンコンディショニング剤として頭皮の調子を整えるほか溶剤として使用されることもあります。

 

イソペンチルジオール

イソペンチルジオールは、キューティクルの補修作用あり、トリートメントなどに配合することで毛髪のダメージ抑制と補修の効果が期待できることから、多くのヘアケア製品に配合されています。

 

エタノール

エタノールはいわゆるアルコールの成分で、抗菌、殺菌効果があるほか皮脂を取り除く効果が高く、頭皮の引き締め効果もあり、夏場などであれば清涼感も得られます。

ただし、頭皮トラブルがあるなどの場合は、配合量が多いと刺激が強く、頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。

 

ソルビトール

ソルビトールは低カロリーの甘味料などとして食品添加物によく使用されます。保湿、吸水作用があることからシャンプーなどに使われる場合は、髪や頭皮の柔軟化や保湿作用を期待して配合されているものと考えられます。

 

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIは、アミノ酸系の両性界面活性剤で髪に滑り性を付与し帯電性を抑え、保湿効果による水分保持などトリートメント効果に優れシリコーンの代替としても使われるほか、切れやすくなった傷んだ毛髪に吸着して切れにくくする作用もあります。

 

PCA-Na

PCAはグルタミン酸の代謝産生物で、天然保湿因子の約12%を占める重要な成分です。

PCA単独では保湿能力はほとんど無くPCA-Naという形になると保湿力が向上します。

また、PCA-Naは界面活性剤(洗浄成分)と一緒に使用することでシャンプーしたときの髪のきしみを押さえる効果があります。

 

シア脂

シア脂は、シアーバターの木の種子から得られる植物油脂で、頭皮や髪になじみやすい特徴を持っています。

低粘度でなめらかでしっとりした感触を示し、浸透性に優れ、高い保湿性を有しているという特徴があり、ヘアケア製品の基剤などに使用されています。

シャンプーなどに配合される場合は、頭皮や毛髪の保護、水分量増加による頭皮へのエモリエント作用を目的に配合されます。

シアバター

 

アルガニアスピノサ核油

アルガニアスピノサ核油とは、いわゆるアルガンオイルのことです。

毛髪などからの水分蒸発量抑制や、水分量増加によるエモリエント作用のほか、頭皮などの弾力改善によるアンチエイジング効果が期待されます。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」に含まれる毛髪補修成分

 

グリセリン

グリセリンは古くから使われてきた保湿剤で、皮脂膜の分解によって生成される皮膚成分でもあります。

無色無臭の粘りけのある液体で、保湿剤または柔軟剤として使用され、ヘアケアーに使用する場合は乾燥した頭皮の保護やばさついた髪の補修に効果が期待できます。

 

オタネニンジン根エキス

オタネニンジンとは朝鮮人参の別名で、オタネニンジン根エキスをシャンプーなどに使用した場合、育毛作用、血管拡張による血行促進作用、保湿作用、コラーゲン生成による抗老化作用などが期待されます。

オタネニンジン

トウヒエキス

トウヒエキスは、血行促進効果、皮膚柔軟化効果、紫外線防御効果、鎮静効果、肌機能活性化効果が期待され、スキンケア製品に配合されており、乾燥から肌を守りハリ、ツヤのある健康的な肌を維持します。

 

サンザシエキス

サンザシエキスは、サンザシの果実から抽出して得られる植物エキスで保湿作用、収れん効果、抗酸化作用などが期待されます。

 

クマザサエキス

クマザサエキスは、クマザサの葉から抽出して得られる植物エキスです。

ヘアケア製品などに使用される場合は、抗アレルギー作用を期待して配合されるほか、フケ、カユミの防止のために配合されることもあります。

健康食品やサプリメントとしても活用されており防腐作用やアクネ菌の抑制も期待できます。

クマザサ

カミツレ花エキス

カミツレ花とは、ハーブで有名なカモミールの日本名で、カミツレ花エキスはカミツレ花から抽出して得られるエキスです。

抗炎症作用、収れん作用、抗菌作用、血行促進作用、かゆみ止めの作用があり、シャンプーや化粧品など様々な製品に使われています。

 

オリーブ油

オリーブの果実から得られる脂肪油(植物油脂)です。

酸化に対する安定性が高く、油性基剤としてオイル製品を中心に使用されています。

閉塞性により髪などからの水分蒸発を抑え、髪に柔軟性や滑らかさを付与、人間の皮脂と組成が似ており、アレルギー反応が出にくく、皮脂膜となって紫外線から髪を守る効果が期待できます。

 

アボカド油

アボカド油はアボカドの果実から取れるオイルで、頭皮を活性化させることで薄毛や白髪、また、髪の日焼け予防や、髪のダメージ防止にも効果が期待されます。

 

グリチルリチン酸2K

グリチルリチン酸2Kは漢方薬で有名な甘草(カンゾウ)の根から抽出して得られるグリチルリチン酸にカリウムを結合させた成分で、抗アレルギー作用、抗炎症作用、皮膚刺激緩和作用などの目的で使用されます。

 

ユビキノン

ユビキノンとはコエンザイムQ10のことで、抗酸化作用があり、紫外線による脂質の過酸化を抑制する働きがあることから、抜け毛や白髪予防の目的で頭皮ケア商品に使われます。

 

チョウジエキス

生薬や香辛料としても有名なチョウジのエキスであり、抗酸化作用、抗アレルギー作用、抗老化作用のほか5α-リダクターゼ活性阻害による抗脱毛作用がが期待されます。

また、殺菌、抗炎症、血行促進作用なども期待でき、頭皮環境を改善する効果があることから育毛剤などにも配合されています。

チョウジ

 

カワラヨモギ花エキス

カワラヨモギの花から抽出して得られる植物エキスで、抗炎症作用、抗アレルギー作用、細胞修復作用などが期待されます。

 

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

髪はブリーチやパーマによってダメージを受けるとCMCと言う髪を構成する重要な成分が流出します。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)をこのCMCの代替成分として補給することで毛髪強度を改善することができます。

その他、頭皮のバリア機能を改善したりシャンプーに配合した場合は泡質を改良する働きもあります。

 

ジヒドロキシプロピルアルギニンHCI

ジヒドロ キシプロピルアルギニンHClは、グリセリンに、アミノ酸の一種であるアルギニンを結合させた保湿剤で、吸着力が強いことから洗い流した後も長時間保湿効果を発揮します。べたつきを改善する効果があり、頭皮に存在する善玉菌のエサとなり頭皮のフローラを整える効果も有しています。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」に含まれる毛髪補修成分

リンゴ酸ジイソステアリル

リンゴ酸ジイソステアリルは、低粘度、高保湿の油剤で、べたつかずに、髪を滑らかな状態に導びき、櫛通りを改善するほか、キューティクルの毛羽立ちを抑制し、毛髪のダメージケアにも効果が期待できることからシャンプー、コンディショナー、トリートメントなどに配合されています。

 

(クエン酸/乳酸/リノール酸オレイン酸)グリセリル

(クエン酸/乳酸/リノール酸オレイン酸)グリセリルは、植物由来の乳化剤で、リッチな肌感を長時間持続する感触改良剤としても使用されます。

保護バリアを形成することにより、保湿機能も保有しています。

 

γ-ドコサラクトン

γ(ガンマ)-ドコサラクトンは「エルカラクトン」とも呼ばれ、日本精化株式会社が開発した毛髪の補修成分です。

ナタネの種子から得られるヘアケア成分で、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をにより髪のアミノ基と結合し、ダメージヘアーを補修します。

加齢や紫外線、ドライヤーなどでめくれ上がった髪のキューティクルを修復する作用があり、うねりやクセ、絡まり、ハリやコシがない、広がりやすい髪などの改善に効果があります。

 

アプリコット核油ポリグリセリル-6エステルズ

アプリコット核油ポリグリセリル-6エステルズは、バラ科植物のアンズ(アプリコット)から得られる植物油を使って作られている成分で、毛質の感触を改良し、髪へのダメージを軽減させます。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」

水添野菜油

水添野菜油は、水素添加と呼ばれるプロセスを踏んだ植物油から得られるワックスです。商品を固形状にするだけでなく、角質層に水分保持して、肌触りを柔軟にします。

 

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル

天然の油脂よりも軽い感触であり、酸化安定性に優れており、皮膚や髪をなめらかにしたり、うるおいを保つ働きがある油性原料です。

シャンプーなどに配合される場合は、エモリエント作用、感触改良のほか、分散(粒子状の成分を均一に混ぜる)などの目的のために使用されます。

 

ジオレイン酸ポリグリセリル-10

ジオレイン酸ポリグリセリル-10は、ノニオン(非イオン)界面活性剤で、乳化剤や洗浄剤として使用されます。

 

水添レシチン

水添レシチンは、レシチンに水素を添加し安定させた界面活性剤です。主に乳化安定のために使用されるほか、保湿効果も期待できます。

 

フィトステロールズ

フィトステロールズは、主に植物油脂の不鹸化物から得られる植物ステロールの混合物で、シャンプーなどに配合される場合はエモリエント作用、乳化安定化のために配合されます。

髪を保護し、水分の蒸発を抑えてくれるのでしっとりとまとまり、スタイリングしやすくなります。

 

ペンチレングリコール

ペンチレングリコールは、さっぱりした感触と優れた抗菌性を有する多価アルコール(二価アルコール:グリコール)です。

低い濃度でも抗菌性があり、また保湿作用もあることから、多くのシャンプーなどに使用されていて、べたつきのない使用感が特徴です。

メゾンレクシア「スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス」

カプリル酸グリセリル

カプリル酸グリセリルは抗菌性があり、防腐剤の補助として使用されるほか、皮膚軟化作用と保湿作用があり、皮膚への油分補給や乳化剤としても広く使用されています。

 

ラウリン酸ポリグリセリル-10

ラウリン酸ポリグリセリル-10はヤシ油やパーム核油から得られるラウリン酸とグリセリンから得られる成分で、低濃度では乳化剤として、3%以上の比較的高濃度では起泡剤や洗浄剤として使用されます。

 

プロパンジオール

プロパンジオールは、角層水分量増加による保湿作用、あるいは抗菌・防腐による製品安定化剤として使用されます。

髪をしっとりさせ、柔らかく軽い感触が得られます。また、アルコールの一種なので、さらさら感や軽さを生み出します。

また、フケの防止、頭皮のコンディショニング、髪質の向上などの効果も期待できます。

 

カプリルヒドロキサム酸

カプリルヒドロキサム酸は、防腐剤の補助として使用されます。

真菌(カビ、酵母)に対して活動を抑える働きがあり、防腐剤の配合量を低減する目的で配合されます。

 

トコフェロール

トコフェロールは、ビタミンEの別名です。製品自体の酸化防止及び髪や頭皮の抗酸化作用(アンチエイジング)を目的に配合されます。

 

香料
合成香料です。

 

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