SORAスカルプシャンプーGOLDは株式会社SORAコスメプロから発売されているシャンプーです。
この記事では、SORAスカルプシャンプーGOLDの特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。
SORAスカルプシャンプーGOLDの販売会社さんのウリ
SORAスカルプシャンプーGOLDの販売会社さんのウリは
・キルギス産プラセンタエキスを主成分にしている。
・厳選された天然原料(30種類)だけを使用
・合成界面活性剤や防腐剤などの危険な成分を使用せず(無添加)本物の天然シャンプーで理想の頭皮環境にする。
・防腐剤不使用なので冷蔵保存
・20種類のアミノ酸
・天然由来の洗浄成分
SORAスカルプシャンプーGOLD、宝実の分析
馬プラセンタエキスがまじヤバイ
まずは成分を分析して驚いたのが、馬プラセンタエキス。
何だかんだ言ってシャンプーですから、1番配合量が多いのは洗浄成分のはずが、なんとプラセンタの方が多く配合されています。
一瞬、もしかして医薬部外品だったかなという思いが頭の中を通り過ぎました。
シャンプーの中には、医薬部外品にすることで成分の分析をしにくくしているのじゃないかという製品もあります。
通常のシャンプーだと、配合量の多い順に成分を記載する必要があるのですが、医薬部外品になるとその必要はありません
でもSORAスカルプシャンプーGOLDは医薬部外品ではないから、確かに1番配合量の多いのは馬プラセンタエキスになります。
なんじゃこりゃ、美容エキスかこれはって感じですね。
馬プラセンタエキスは明確にメカニズムは解明されていないというものの、毛根を活性化して育毛効果があると言われています。
そうなると、シャンプーで髪を洗うと言うよりは、美容エキスに頭を浸しているようなものじゃないのっていう気がします。
実際、使い方としては20分くらい、シャンプーつけたままキャップして半身浴しろってなってます。
へーって感じです。
プラセンタについては、この後の全成分解説でも簡単に解説していますが、プラセンタと育毛などに関してはこちらの記事参照
洗浄成分はちょっと変わった配合
洗浄成分については、育毛シャンプーなどですとアミノ酸系の洗浄成分がメインになってくるのが普通ですが、SORAスカルプシャンプーGOLDはちょっと変わった配合になっています。
多い順に
1 コカミドプロピルベタイン
通常は泡立ちの悪いアミノ酸系の洗浄成分の泡立ちをよくするための成分です。
2 パーム核脂肪酸アミドDEA
自身にほとんど洗浄力はなく洗浄力や泡立ちを向上させたり、粘度を増強するために、通常は補助成分として配合されます。
3 ココイルアラニンNa
アミノ酸系の洗浄剤としては洗浄力が高く、さっぱりとした仕上がりになるのが特徴です。
4 ココイルグルタミン酸TEA
アミノ酸系の洗浄成分で、刺激が少なく髪や頭皮に与えるダメージは少ないですが、その分、洗浄力や泡立ちは悪くなります。(通常はこの辺りをメインにしているアミノ酸シャンプーが多いです)
ということで、通常のアミノ酸シャンプーとは各洗浄成分の配合量が、どちらかというと逆転している感じで、刺激が少なく、かつ泡立ちなどをよくするために工夫しているところが見て取れます。
アミノ酸系のシャンプーを使い慣れていない人だとSORAスカルプシャンプーGOLDは泡立ちも洗浄力も物足りないって感じる人もいるかもしれないですが、アミノ酸シャンプー系列としては泡立ちが良くなるように工夫されていると言えるでしょう。
甘草(薬草として使用されています)
天然成分によるシャンプー
天然成分シャンプーがウリのSORAスカルプシャンプーGOLDですが、成分を見ると確かに天然の成分にこだわってるようですね。
成分一覧を見るとここまでやるかって感じ
細胞の活性化でプラセンタと同じ様な働きをするサイタイエキス(馬や豚などのへその緒)も配合されているほか
頭皮環境を改善するための成分としては
オタネニンジン根エキス/アルゲ(海藻)エキス/カンゾウ葉エキス/カニナバラ果実エキス/サトザクラ花エキス/ニンニクエキス/ローマカミツレ花エキス/ゴボウ根エキス/アルニカ花エキス/セイヨウキズタ葉・茎エキス/オドリコソウ花・葉・茎エキス/オランダカラシ葉・茎エキス/セイヨウアカマツ球果エキス/ローズマリー葉エキス/ビフィズス菌エキス
ざっくり見ても分かるとおり、天然の植物エキスがズラリ
頭皮環境を改善すれば、当然毛根などの土台がしっかりして、髪の成長にも好影響があることが分かります。
ていうか、これらの成分の多くが、育毛剤などにも配合されている成分でもあります。
ちなみに、これらの成分のうち赤字の部分は、フケ原因菌抑制および抗酸化(過酸化脂質抑制作用)目的で設計された9種類の混合植物抽出液(製品名:ファルコレックスBX32)として配合されているものと考えられます。
オタネニンジンは高麗人参のこと
さらに保湿成分(結果的に頭皮環境の改善になる)として
加水分解コラーゲン/加水分解ヒアルロン酸
など、これらも天然の原料を意識したものになっています。
髪の補修成分も
加水分解シルク/水溶性ケラチン/ツバキ種子油
など、天然の原料を元にした成分にこだわってます
防腐剤無添加
パラペンなどのいわゆる防腐剤は無添加ですが、抗菌作用のある成分はある程度配合されています
1,2-ヘキサンジオール:アルコールの一種
ポリ-ε-リシン:トウモロコシから作った天然のポリマーで食品にも使用される。
エチルヘキシルグリセリン:グリセリンの一種でグリセリンは食品にも使用されている成分
通常であれば、パラペンなどの防腐剤の補助として使用されている成分ですが、今回はメインの抗菌剤として使用されています。
当然これらだけで、防腐応力は不足しますから、冷蔵庫などでの保管が必要になってきます。
合成香料不使用
SORAスカルプシャンプーGOLDは香料として天然のオレンジ油を使用しています。
これって結構重要
シャンプー選びの際に、香りの良いものとか香りが長く残るものなんて基準で選ぶ人がいますが、そういう基準で選ぶとどうしても合成香料配合になってしまいます。
合成香料だと、どんな香りでも作り出すことができますし、強く、ずっと残る様にも調合できるのですが、合成香料って、皆さん思っている以上に頭皮に悪影響があります。
ですから、ちゃんとしたスカルプシャン-では合成香料はNG。
SORAスカルプシャンプーGOLDは香料にも天然のオレンジ油を使っているってところにもこだわりを感じます。
髪の補修成分は天然系の成分がメイン
髪の補修成分としては
加水分解シルク/水溶性ケラチン/ポリクオタニウム-10
ポリクオタニウム-10はたいがいのシャンプーやコンディショナーに配合されている合成の補修成分ですが配合量はごくわずかで、その他はシルクと、ケラチンのみ
ここは、悩ましいところで、シリコンなどは当然配合されていないのですが合成ポリマーなどの髪のコーティング剤もほとんど配合されていません。
育毛に特化して、頭皮の環境改善に重点を置いたシャンプーなので、コーティング剤などの成分は配合したくないという事なのでしょう。
このため、髪質が良い人なら問題無いのですが、ダメージヘアーの人だとシャンプー後は、イマイチ髪がぱさつく可能性があります。
そうなると、ぱさつきや枝毛などが気になる人だとコンディショナーやトリートメントなどと併用する必要がでてくるかもしれません。
長い目で見て、SORAスカルプシャンプーGOLDで頭皮環境が整ってくれば、自然と髪質も改善してくるのでしょうが
髪のぱさつきが気になる人や、パーマやカラーリングを頻繁にする人だとそうも行かないかもしれません。
SORAスカルプシャンプーGOLD宝実の総合評価
SORAスカルプシャンプーGOLDは育毛に特化したシャンプーです。
洗浄成分よりもプラセンタエキスの方が配合量が多いことや、様々な育毛に好影響のある植物エキスの配合、洗浄成分の配合割合など、異色ずくめのシャンプーです。
シャンプーに育毛成分を配合しても、すぐに洗い流してしまうのであれば効果は限定的という意見もあるのですが、SORAスカルプシャンプーGOLDでは、20分間のつけ置きを推奨しています。
自然派にこだわって、多数の植物エキスを配合、この中には育毛剤に配合される成分も様々に配合されています。
またフケやかゆみの防止になるような成分も配合されているので頭皮トラブルがある人にも効果が期待できます。
ただし、頭皮環境の改善に特化したシャンプーで、コーティング剤に類するものはシルクやケラチン、ツバキ種子油などが配合されているものの、天然成分系統の成分なので、毛髪自体がカラーリングやパーマなどで酷くダメージを受けているような場合にはカバーしきれない可能性があります。
また、育毛成分や頭皮環境を改善するための成分がメインですから、使い始めてすぐに目に見えるような効果は分かりづらいでしょう。
最低2ヶ月程度は頭皮や髪の状態を観察してみないと、効果の程度は分からないと思います。
公式サイト
SORAスカルプシャンプーGOLDの全成分解説
SORAスカルプシャンプーGOLDに配合されている全成分について、配合量の多い順に解説していきます。
シャンプーの場合、通常は、洗浄成分が一番最初に来るのですがSORAスカルプシャンプーGOLDでは、まさかのプラセンタエキスが、配合量の割合が一番多い成分として出てきています。
プラセンタエキスは豚や馬の胎盤から抽出されるエキスで、美容分野でも広く知られている成分で、頻繁に子供を出産する豚の胎盤よりも1年に1回しか出産しない馬の胎盤から抽出したプラセンタの方が、各種成分が豊富で貴重な成分であるとされています。
頭皮を活性化させるほか、毛母細胞に作用して毛母細胞の増殖、分裂を促すことで毛髪成長を促す作用があると期待されていますが、これらの効果のメカニズムの解明は今後の研究が待たれる状況です。
コカミドプロピルベタインはココナッツを原料とした両性界面活性剤でメインの洗浄成分になります。
単体でも洗浄性や起泡性はありますが、通常は陰イオン界面活性剤と併用する事で起泡・洗浄力を向上させ、また泡の粘度を上げるなど、泡質の改善に効果があります。
また、泡立ちの悪いアミノ酸系の洗浄成分と併用することで、アミノ酸系のシャンプーの泡立ちを向上するためにも使用されます。
ということで、通常はメインの洗浄成分では無く補助の洗浄成分として使用されることが一般的な成分です。
パームヤシから得られるヤシ油から作られる界面活性剤(洗浄成分)で、刺激が少なくパーム核脂肪酸アミドDEA自体に洗浄力はほとんどありません。洗浄力や泡立ちを向上させたり、粘度を増強するために補助成分として配合されます。
アミノ酸系のアニオン(陰イオン)界面活性剤で、アミノ酸系の洗浄剤としては洗浄力が高く、さっぱりとした仕上がりになるのが特徴です。
また、他の成分との組み合わせでコンディショニング効果も得ることができます。特に、カチオン化ポリマーと組み合わせることで優れた潤滑性を付与することが可能です。
ココイルグルタミン酸TEAはアミノ酸系の洗浄成分(界面活性剤)です。
刺激が少なく髪や頭皮に与えるダメージは少ないですが、その分、洗浄力や泡立ちは悪くなります。
洗い上がりの時独特のしっとり感があり、弱酸性ということもあって頭皮にダメージがあったり、バリア機能の低下した人にも安心して使用する事が出来るのが特徴
馬または豚の臍帯(へその緒)から抽出して得られる成分です。
サイタイエキスにはムコ多糖(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、プロテオグリカンなど)や各種アミノ酸のほかEGF(細胞再生因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)が含まれ、保湿作用や皮膚細胞増殖による、細胞の修復作用が期待されます。
ただしサイタイエキスの細胞修復機能の発揮には時間がかかることから、即効性のあるプラセンタエキスと併用することで互いの作用を補完させることが多くなっています。
マメ科の多年草、アカツメクサの花から抽出したエキスです。
AGA(男性型脱毛症)の原因となる5αリダクターゼという酵素の働きを抑制する働きがあることや、女性ホルモン様の働きをするイソフラボンが豊富に含まれていることから、多くの育毛剤に使用されており
次ぎに解説しているアセチルテトラペプチド―3と合わせて、有名な育毛成分であるキャピキシルの主成分にもなっています。
アカツメクサ花エキスと合わせて育毛成分として有名なキャピキシルの主な成分です。
毛母細胞などの修復機能があることから、育毛効果が期待されています。
豚や魚介類などの生体組織より抽出・精製して得られるアテロコラーゲン(水溶性コラーゲン)を加水分解(酸、アルカリ、酵素などで反応させて分子を小さくすること)して得られるコラーゲンペプチドまたはコラーゲントリペプチドです。
分子量を小さくすることで肌の内部へ浸透するようにした成分で、保護膜を作ることから、キューティクルが傷みにくくなり、髪にしなやかさを与えます。
また、頭皮などへの浸透で水分蒸散抑制および水分保持による保湿作用、コラーゲン産生促進による抗老化作用、ヒアルロン酸産生促進による抗老化作用などが期待されます。
カイコの繭から得られる絹繊維であるフィブロインを酸、アルカリまたはタンパク質分解酵素の下で加水分解して得られる可溶性シルク(絹)です。
加水分解シルクは保湿作用や頭皮へのバリア機能があるほか、毛髪にしっかり付着し、ダメージヘアを補修したり、保護する機能があることからヘアケア製品に広く使用されるほか皮膚コンディショニング製品などにも使用されます。
ケラチンから得られる水可溶性の非加水分解タンパクです。
ヘアコンディショニング剤に分類されます。ケラチンは毛髪の主な成分で、毛髪のこしやツヤを改善する効果があると考えられます。
オタネニンジンは朝鮮人参の別名で、オタネニンジン根エキスをシャンプーなどに使用した場合、育毛作用、血管拡張による血行促進作用、保湿作用、コラーゲン生成による抗老化作用などが期待されます。
アルゲは海藻や藻類のことで、アルゲエキスはアルゲから抽出したエキスのことです。
髪のうるおいを保ちツヤが出るほか、頭皮環境の改善と髪を保護する効果があります。
キラヤ科植物のシャボンノキの樹皮から水、エタノール、BG、などで抽出して得られる、サポニンを主要成分とした植物エキスです。
シャンプーなどに配合される場合は、起泡、乳化などの目的で使用されます。
キラヤ樹皮エキスは主成分がサポニンで親水性と親油性の両方の性質を有しており、攪拌するとセッケンのように泡立つことから、主に天然成分・植物成分や肌への優しさをうたっているシャンプー製品やボディソープ製品などの洗浄製品に使用されます。
加水分解ヒアルロン酸はヒアルロン酸の分子量を小さくしたもので髪や皮膚への浸透力が高く、保水作用があるためヘアコンディショニング剤やスキンケア化粧品など様々な製品に使用されています。
漢方の生薬としても有名なカンゾウの葉から抽出して得られる植物エキスで、カンゾウ葉エキスには発毛や育毛に効果があるVEGFの発現促進効果があることが明らかになっています。
カンゾウの主要成分であるグリチルリチン酸は皮膚に対する刺激を緩和する作用が認められているほか、化粧品などに使用される場合は、コラーゲン合成促進作用、しわ、たるみ改善作用、抗老化防止、抗炎症抗アレルギー作用、抗潰瘍作用などが期待されます。
ツバキ種子油は人間の皮脂に近い植物性の天然オイルで、エモリエント効果(水分蒸発抑制作用)で髪や頭皮を長時間乾燥から守り、潤いと艶を与えなめらかにします。
毛髪への吸収性が高く、柔軟性や弾力性を与えることからヘアケア製品に多く配合されている成分です。
カニナバラ果実エキスはカニナバラの果実から抽出して得られるエキスで、レモンの20~40倍のビタミンCを含んでおり、抗酸化作用や色素沈着抑制作用も期待できるため、美容にも効果的です。
シャンプーなどに使用される場合は保湿作用、収れん作用を期待して使用されますが、同じカニナバラの果実から取れる「カニナバラ果実油」の方がエモリエント作用や感触改良目的で使用されることが多いようです。
サトザクラ花エキスは里桜の花から抽出した植物エキスです。
サトザクラエキスにはコラーゲンの糖化を抑制する、抗糖化作用(メイラード抑制)があり、頭皮の老化を防ぐと共に糖化によって失われるコラーゲンやエラスチンという成分の生成を助ける効果もあります。
ニンニクから抽出して得られる植物エキスです。
ニンニクエキスに含まれる成分には末梢血管を拡張し血液循環を活発にする作用が有り、頭皮の血行が向上することで頭皮環境や毛根の活性化が図られ、毛髪の生育に好影響を与える事が期待されます。
また、頭皮の水分量が低下している場合に頭皮を保湿する効果があり、頭皮の乾燥が改善され頭皮の健康を維持します。
なお、ニンニク根エキスのほか、ローマカミツレ花エキス、ゴボウ根エキス、アルニカ花エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキスが配合されているので
フケ原因菌抑制および抗酸化(過酸化脂質抑制作用)目的で設計された9種類の混合植物抽出液(製品名:ファルコレックスBX32)として配合されているものと考えられます。
AGEs生成抑制による抗糖化作用(皮膚の老化防止)のほか抗炎症作用、皮膚代謝促進作用、抗菌作用などもあり、頭皮環境を改善することで育毛にも好影響が得られることからシャンプーや育毛剤に活用されています。
またニンニクエキスのところで解説したとおりフケ原因菌抑制および抗酸化(過酸化脂質抑制作用)目的で混合植物エキスとして配合されたものであると考えます。
ゴボウの根から抽出して得られる植物エキスで、保湿作用、血行促進作用、フケおよび脱毛予防作用による育毛作用目的で配合される成分です。
キク科植物アルニカ(和名:セイヨウウサギギク)の花から抽出して得られる植物エキスです。
主な作用としては、抗アレルギー作用、抗酸化作用などが期待されます。
セイヨウキズタ(英名:ivy:アイビー)の葉・茎から抽出して得られる植物エキスです。
民間薬として肌の鎮静作用や、うっ血除去作用のある外用薬としても用いられています。
使用目的としては、抗炎症作用、抗菌作用、保湿作用、抗酸化作用、血管拡張(血行促進)、余分な水分の排出/ヒアルロニダーゼ活性阻害によるむくみ改善作用などがあります。
血行促進や頭皮環境改善効果が見込めることから育毛剤や育毛シャンプーを含むヘアケア製品に使用されることも多くなっています。
シソ科オドリコソウの花や茎、葉、根から抽出される植物エキスです。
収れん作用、消炎作用が有り、また皮脂腺の活動を抑制する働きもあることから、頭皮環境を整え脱毛対策として育毛剤やヘアケア製品に配合されます。
その他、毛穴を引き締めフケ・痒みを防ぎ、頭皮をきめ細かく良い状態にしてくれる効果が期待されます。
オランダガラシ(クレソン)の葉、茎から抽出して得られる植物エキスです。
シャンプーや育毛剤に配合される場合は、近年、育毛成分として注目されているR-spondin1産生促進による抗脱毛・育毛の目的で配合されます。
マツ科植物ヨーロッパアカマツの球果(松ぼっくり、松かさのこと)から抽出して得られる植物エキスです。
一般的には肌荒れ・炎症改善作用目的で使用されますが、消炎、抗菌、血行促進、保湿、柔軟などの作用に優れていることから、、育毛ケア製品にも広く活用される成分となっています。
その他、フケ原因菌抑制および抗酸化(過酸化脂質抑制作用)目的で設計された混合植物抽出液として配合されている場合もあります。
ローズマリーは昔から若さを取り戻すハーブとして知られており血液循環を促進する効果があります。
そのほかにも、抗酸化作用、抗炎症作用および抗アレルギー作用、抗菌作用、抗老化作用があるばかりでなくパーマ、ブリーチ、カラーリングなどの化学処理された頭髪の抗酸化的な損傷抑制作用も認められています。
ビフィズス菌発酵エキスとは、ビフィズス菌の醗酵代謝物で、ビフィズス菌培養物から抽出したエキスです。
ビフィズス菌の中には皮膚の上に存在するものもいて、皮膚の善玉菌の細菌フローラを形成しており、ビフィズス菌発酵エキスに加えて、アミノ酸、ミネラル、乳酸、ビタミンB群やコラーゲンなどを配合すると、頭皮細胞に栄養を与えて肌のバリヤー機能を健全に保つことが期待できます。
頭皮環境が健全になれば、育毛にも好影響を与えることが期待でき、天然成分の抽出エキスであり、自然派化粧品や各種シャンプー育毛シャンプー、育毛剤などへも配合されています。
BG(1,3-ブチレングリコール)は主に保湿剤として使用されます。
そのほかには細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。
ポリクオタニウム-10はシャンプーに使われる際には、静電防止や保湿剤、毛髪に対するコンディショニング剤などとして広く一般に使われている成分です。
毛髪の柔軟化や滑りやすさが改善されるので主にヘアリンス製品、ヘアコンディショナー製品などに配合されます。
アスコルビン酸は合成ビタミンCのことで、製品内の成分の酸化を防止する働きがあります。
ビタミンCとしての安定性が悪いため頭皮などへの作用はあまり期待できないと考えられ、美白作用などの目的で使用される場合は、ビタミンC誘導体やプロビタミンCなどと呼ばれる成分が一般的に使用されています。
シャンプーに配合されているリンゴ酸は配合されている成分のうちpHが変化すると効果が維持出来ない成分の効果を維持するためのpH調整機能または固くなった皮膚の角質を柔らかくするためのピーリング作用を目的として使用されます。
デキストランは、ショ糖を原料として特定の乳酸菌(ロイコノストック属菌)が生産する多糖類の一種で、医薬品、化粧品の他にも様々な用途で使われています。
シャンプーや化粧品に使われる場合は主に保湿剤や安定剤、微量成分の均等化のために使用されます。
優れた抗菌性を有する多価アルコールで、保湿、抗菌・防腐のために使用されます。
低濃度でも比較的高い抗菌力を発揮することから、パラベンやフェノキシエタノールなど防腐剤の配合濃度を低くする目的で使われます。
水やアルコール(エタノール)によく溶け、保湿効果があることから、化粧品の基本成分としてもよく使われます。
トウモロコシなどを微生物発酵して生成される天然のポリマーで、保湿作用があります。
また、抗菌作用が有り食品にも使用されている成分です。
1,3-ブチレングリコール、ポリオール系溶媒と併用したりすることでパラベンやフェノキシエタノールなど防腐剤の配合濃度を低くすることができます。
静電気防止やキューティクル補修、毛髪の感触改善、指通りをよくする作用もあり、シャンプーやトリートメントに配合されます。
グリセリンの一種で保湿作用があります。また抗菌作用があることから防腐剤を減らす目的でも使用されます。
ビタミンEの別名です。製品自体の酸化防止及び髪や頭皮の抗酸化作用(アンチエイジング)を目的に配合されます。
オレンジ油にはリモネンという成分が含まれており、血行促進や抗菌、保湿作用、免疫力強化作用があり、頭皮環境を改善することで育毛が期待できるとして、育毛シャンプーや育毛剤に使用されています。
またリモネンには弱いミカン果皮様の柑橘香気を有していることから、シトラス系の香料としても使用されます。
公式サイト
SORAスカルプシャンプーGOLD
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