「Rêveur(レヴール)」スムース&モイスト シャンプー(シャンプー事典)は株式会社ジャパンゲートウェイから発売されているシャンプーです。
「Rêveur(レヴール)」シャンプーには「リッチ&モイスト」と「スムース&モイスト」があり
この記事では、「スムース&モイスト」の特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーの販売会社さんのウリ
フィトプロテイン配合
保湿力を高め髪の一本一本が潤っている髪へ導く各種の「フィトプロテイン:植物性タンパク質」を配合
トリプル処方の洗浄成分
頭皮のケア、髪の内部もケアできるトリプル洗浄成分で、きちんと汚れを落としながらもすっぴんの髪内部から、髪の保湿強化ができる独自の処方設計。
「植物性たんぱく質洗浄成分」を採用し、きちんと汚れを落としながらも、すっぴんの髪内部までたんぱく質を補給します。
植物タンパク質(PPT)洗浄成分+植物性酸性石けん洗浄成分+アミノ酸洗浄成分
フィトケミカル配合
レヴールには緑と紫のフィトケミカル成分を6種ずつバランスよく配合。それぞれに厳選されたフィトケミカル成分を贅沢に配合することにより、強さと優しさをそなえた植物の力を与え、頭皮を健やかにし、美髪へ導きます。
果実がとろけるような香り
太陽の光を浴びたベルガモットの香りにジャスミンの上品さな香りが合わさった爽やかさの中に華やかさが広がる香り。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプー、宝実の分析
洗浄力はやや強め
姉妹品のリッチ&モイスト シャンプーがアミノ酸系の洗浄成分がメインなのに対して、このスムース&モイストシャンプーのメインの洗浄成分は「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」で、
一般によく使われている硫酸ナトリウム系の洗浄成分に比べると、刺激などを少ないものの、洗浄力は同等程度あり、アミノ酸系の洗浄成分と併用されているものの、やや洗浄力は強めになります。
私は40代以上の人や、頭皮トラブルを抱えている人などは、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーをオススメしています。
そういう観点から言うと、「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーは、どちらかというと若い人や、汚れをしっかり洗い流したい人向けのシャンプーであると考えます。
もちろん、一般に市販されている高級アルコール系のシャンプーに比べるとずいぶん、刺激が抑えられ、マイルドな仕上がりにはなっていますが、いわゆるアミノ酸系のシャンプーに比べると、やや洗浄力は強いと考えた方が良いです。
もっとも、アミノ酸シャンプーでは洗浄力がいまいちだと考えているひとなどがこちらの方を選ぶというのはありだと思います。
フィトプロテイン配合
フィトプロテインとは植物性のタンパク質のことで、髪との相性がよく、髪によく付着し、髪を保護してくれます。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーに配合されているフィトプロテインは5種類
加水分解コメタンパク/ワサビノキ種子エキス/加水分解酵母タンパク/加水分解エンドウタンパク/加水分解トウモロコシタンパク
それぞれの働きを簡単に解説すると
・加水分解コメタンパク
植物由来タンパク質の中では、毛髪になめらかさを与えるのが特徴です。、髪のダメージ部分に吸着しやすく毛髪表面の疎水化、手触り向上、髪表面に存在するバリア機能に類似した構造を持つ植物ペプチドです。
・ワサビノキ種子エキス
抗酸化作用や血管を健康に保つ効果が期待できることから、エイジングケア製品や薄毛・抜け毛対策の頭皮ケア商品にも配合されています。
・加水分解酵母タンパク
コンディショナーによく配合されている成分で、帯電防止剤やヘアコンディショニング効果があり、髪全体をまとまりやすくします。
また、櫛通りを良くし、感触を改善、輝きとボリュームを増化させ、スタイリングしやすくする効果もあります。
・加水分解エンドウタンパク
キューティクルを保護、補修する働きがある脂肪成分で、毛髪にさらさら感とハリ・コシを与えるのが特徴です。
・加水分解トウモロコシタンパク
毛髪の損傷部分を補修したり、強度を回復させる働きがあります。
フィトサボン洗浄成分
フィトサボンってなんじゃろって思う人もいるでしょう
要は植物性の洗浄成分のこと、汚れを洗い流した後の髪にタンパク質を補給してくれます。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーに配合されているフィトサボン洗浄成分は3つ
・ココイル加水分解ダイズタンパクK(植物性タンパク質洗浄成分)
たんぱく質系の洗浄成分で、髪と同じタンパク質からつくられた洗浄成分なので、洗いながらトリートメント(ダメージ補修)できる洗浄成分となります。
ダイズペプチドが髪になじみ、保湿すると共にしなやかさを与えてくれるので髪をしっとり落ち着かせる効果も期待できます。
・ラウレス-6カルボン酸Na(植物性酸性石けん)
酸性石けんと呼ばれる弱酸性の洗浄成分で、使用感がさっぱりしていますが、頭皮などへの刺激は少ない洗浄成分です。
・ココイルグルタミン酸TEA(アミノ酸洗浄成分)
代表的なアミノ酸系の洗浄成分です。洗い上がりの時に、独特のしっとり感があり、弱酸性ということもあって頭皮にダメージがあったり、バリア機能の低下した人にも安心して使用する事が出来るのが特徴
フィトケミカルによる頭皮環境改善
フィトケミカルというのは、植物が病原菌や害虫から、自分を守るために放出している色素、芳香、苦み、アクなどの成分のことを言います。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーに配合されているフィトケミカル成分は6種類
1 チャ葉エキス
チャ葉エキスは、お茶の葉のエキスで、抗酸化作用や消臭作用(特に加齢臭抑制作用)のほか消炎作用、収れん作用、保湿作用などがあります。
2 ケール葉エキス
毛髪に栄養を与えるタンパク質が含まれていることから、髪のボリュームをアップする効果が期待でき、また、フリーラジカルによるダメージから髪を保護するのに役立つ抗酸化物質も豊富に含まれています。
3 アロエベラ葉エキス
アロエベラ葉エキスには、保湿作用、キズの治療、抗酸化作用、紫外線吸収作用、抗老化作用、皮膚(頭皮)のコンディショニング効果があります。
4 ライム果汁
ライム果汁は、キューティクルをなめらかにし、髪をとかしやすく、光沢のある髪に整えてくれる効果があるほか、ビタミン類を豊富に含んでおり、頭皮の状況を改善するとともに、他の有効成分の頭皮への浸透を助ける働きもあります。
5 キウイエキス
フルーツのキウイから抽出したエキスで、抗酸化作用や保湿作用があることから、髪や頭皮の環境改善に効果が期待されます。
6 ソケイ花エキス
ジャスミンの仲間のソケイの花のエキスで、肌(頭皮)の状態を整える効果があります。
ジャスミンの香りは、化粧品や家庭用品にもよく使われており、アロマ的な働きとしてリラックス効果も得られます。
香り
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーの香りはベルガモットにジャスミンの香りを合わせた香りとなっています。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプー、宝実の総合評価
洗浄料の分析でも述べていますが、「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーは比較的洗浄力が強く、シャンプーで汚れをしっかり落としたい人、さっぱりしたい人向けのシャンプーです。
といっても一般に市販されている高級アルコール系のシャンプーに比べると格段に刺激は抑えられていますし、人によっては洗浄力が足りないと感じる場合があるかもしれません。
もっとも、純粋なアミノ酸系のシャンプーの洗浄力に、イマイチ満足できない人からすると、そこそこの洗浄力が得られるシャンプーだとも言えます。
また特徴としては、動物系の成分を排除して、植物系の成分により髪のダメージを補修することに重点を置いています。
姉妹製品のリッチ&モイストと比較すると、微妙に髪をカバーするための植物成分に違いはある物の、ほぼ同じコンセプトで作られており、大きな違いはスムース&モイストシャンプーは、洗浄力をやや重視した作りになっています。
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーの全成分解説
「Rêveur(レヴール)」スムース&モイストシャンプーに配合されている全成分について、配合割合の多い物から順に解説します。
高い洗浄力を持ち、起泡性、泡切れに優れた洗浄成分で、硫酸系洗浄成分(ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Na)などと比べても洗浄力や脱脂力は同等であることから、これらの代替成分として利用頻度が増えています。
単体でも洗浄性や起泡性はありますが、通常は陰イオン界面活性剤と併用する事で起泡・洗浄力を向上させ、また泡の粘度を上げるなど、泡質の改善に効果があります。
また、泡立ちの悪いアミノ酸系の洗浄成分と併用することで、アミノ酸系のシャンプーの泡立ちを向上するためにも使用されます。
アミノ酸系の洗浄成分(界面活性剤)です。刺激が少なく髪や頭皮に与えるダメージは少ないですが、その分、洗浄力や泡立ちは悪くなります。
洗い上がりの時に、独特のしっとり感があり、弱酸性ということもあって頭皮にダメージがあったり、バリア機能の低下した人にも安心して使用する事が出来るのが特徴
泡立ちが良いので、補助成分として増泡剤や増粘剤、起泡剤として使われる事が多い洗浄成分です。
テトラオレイン酸ソルベス-40は乳化およびヘアコンディショニング効果を期待して配合されます。
陰イオン界面活性剤およびカチオン化高分子にコカミドプロピルベタインやココアンホ酢酸Naなどの両性界面活性剤を加えた3種類の成分の相互作用によりヘアコンディショニング効果が高くなることが知られていますが、これにテトラオレイン酸ソルベス-40を加えることでさらに髪へのコンディショニング効果が高くなります。
酸性石けんと呼ばれる弱酸性の洗浄成分です。
使用感がさっぱりしていますが、頭皮などへの刺激は少ない洗浄成分です。
たんぱく質系の洗浄成分で、髪と同じタンパク質からつくられた洗浄成分なので、洗いながらトリートメント(ダメージ補修)できる洗浄成分となります。
ダイズペプチドが髪になじみ、保湿すると共にしなやかさを与えてくれるので髪をしっとり落ち着かせる効果も期待できます。
加水分解エンドウタンパクはエンドウから得られたタンパクを酸、酵素又はその他の方法により加水分解して得られる成分で、主にヘアケアに使用され、キューティクルを保護、補修する働きがある脂肪成分。
毛髪のダメージをケアし、毛髪にさらさら感とハリ・コシを与えるのが特徴です。
加水分解トウモロコシタンパクは、トウモロコシタンパク質を加水分解し、数個~十数個のアミノ酸のつながりにしたものです。
毛髪の損傷部分を補修したり、強度を回復させる働きがあります。
加水分解コメタンパクはお米を加水分解して生成されたもので、髪のダメージ部分に吸着しやすく毛髪表面の疎水化、手触り向上、髪表面に存在するバリア機能に類似した構造を持つ植物ペプチドです。
植物由来タンパク質の中では、毛髪になめらかさを与えるのが特徴です。
ワサビノキの種子から採れるエキスで、別名モリンガ種子エキスとも呼ばれます。
抗酸化作用や血管を健康に保つ効果が期待できることから、エイジングケア製品や薄毛・抜け毛対策の頭皮ケア商品にも配合されています。
ワサビノキ
加水分解酵母タンパクはコンディショナーによく配合されている成分で、帯電防止剤やヘアコンディショニング効果があり、髪全体をまとまりやすくします。
また、櫛通りを良くし、感触を改善、輝きとボリュームを増化させ、スタイリングしやすくする効果もあります。
そのほかにも、保湿と鎮静の効果があり、頭皮の状態を改善することが知られています。
リンゴ果実培養細胞エキスは西洋リンゴの一種「ウトビラー・スパトラウバー」の幹細胞の培養物から得られるエキスです。
人の皮膚幹細胞の働きを高め、肌の状態を健やかにする効果が期待でき、培養物に含まれる代謝物には皮膚細胞の寿命を延ばす成分が多く含まれていて、注目のアンチエイジング成分です。
頭皮細胞に働きかけ老化を遅らせる働きが期待されることから、衰えた毛母細胞やメラノサイト細胞を活性化する目的で、育毛シャンプーやヘアケア製品に使用されています。
チャ葉エキスは、お茶の葉のエキスで、抗酸化作用や消臭作用(特に加齢臭抑制作用)のほか消炎作用、収れん作用、保湿作用などがあります。
ケール葉エキスは、青汁などにも使用されるケールの葉のエキスで、毛髪に栄養を与えるタンパク質が含まれていることから、髪のボリュームをアップする効果が期待でき、また、フリーラジカルによるダメージから髪を保護するのに役立つ抗酸化物質も豊富に含まれています。
アロエは古くから民間治療薬としても使われてきた植物で、アロエベラ葉エキスには、保湿作用、キズの治療、抗酸化作用、紫外線吸収作用、抗老化作用、皮膚(頭皮)のコンディショニング効果があります。
ライム果汁は、キューティクルをなめらかにし、髪をとかしやすく、光沢のある髪に整えてくれる効果があるほか
ビタミン類を豊富に含んでおり、頭皮の状況を改善するとともに、他の有効成分の頭皮への浸透を助ける働きもあります。
キウイエキスはフルーツのキウイから抽出したエキスで、抗酸化作用や保湿作用があることから、髪や頭皮の環境改善に効果が期待されます。
ジャスミンの仲間のソケイの花のエキスです。
肌(頭皮)の状態を整える効果もありますが、実質的には香料としての位置づけが大きいと考えられます。
ジャスミンの香りは、化粧品や家庭用品にもよく使われており、アロマ的な働きとしてリラックス効果も得られます。
ラウリルヒドロキシスルタインは、界面活性剤(洗浄成分)に分類されますが、単独で使用するよりは、他の界面活性剤と併用することで、泡立ちや、洗浄力を向上させるほか
他の洗浄成分の粘りけを向上(増粘剤)させたり、刺激を緩和したりする働きがあります。
非イオン性界面活性剤で、泡立ちや、増泡性の向上に優れた成分で、幅広いpHで使用可能で、抗菌性もあることから、石鹸やシャンプーなどに広く使用されています。
いわゆる塩の成分です。陰イオン界面活性剤(洗浄成分)の水溶液に塩化Naを加えると粘度が増大するほか、乳化物の安定性を高め、溶液に溶けない成分を溶液中で均一に安定させるために使用されます。
非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)で、すすぎ性に優れたさっぱりとした洗浄力を有しており、陰イオン界面活性剤と同等以上の起泡力および泡安定性・泡持続性があります。
通常はメインの洗浄成分ではなく、洗浄力や起泡性を生かして、補助の洗浄成分として配合されます。
ポリクオタニウム-10は、静電防止や保湿剤、毛髪に対するコンディショニング剤などとして広く一般に使われている成分です。
毛髪の柔軟化や滑りやすさが改善されるので主にヘアリンス製品、ヘアコンディショナー製品などに配合されます。
ポリクオタニウム-50はメーカーにより2種類の製品がありシャンプーなど洗浄剤処方へ添加することで、クリーミーで弾力感のある泡にし、すすぎが早く、洗い流しやすくなるものと、使用後の毛髪に柔らかな仕上がり感やシリコーンのような滑らかさを与える製品の2系統があります。
EDTA-2Naは、シャンプー中にカルシウムイオンや鉄イオンなどの金属イオンが混ざっていると泡立ちや洗浄力が極端に低下するので、これらの金属イオンの悪影響を封じ込めるために配合されます。
製品自体の退色・変色防止のために配合される成分です。
クエン酸がシャンプーなどに配合される場合はPH調整、頭皮や毛髪の引き締めを狙った収れん作用を期待して配合されます。
カラメルは水飴などの糖類を熱処理分解することで得られる褐色の液体で、天然の着色料として使用されます。
洗浄目的では無く刺激緩和、保湿剤、エモリエント剤、乳化剤や、特に洗浄剤の粘度調整に使われることの多い成分です。
食品にも広く使用されている成分で、シャンプーなどに配合される場合は製品のPH調整、金属イオンによる悪影響を防止するためのキレート作用、各種成分の酸化防止作用があるほか
収れん作用による毛穴の引き締め、保湿作用、髪と頭皮を落ち着かせ、ツヤのあるまとまりの良い髪に導いてくれることが期待されます。
DPG(ジプロピレングリコール)は水、アルコール、油脂などとよく混ざり、ベタつきが少ないことから広く使用されている保湿剤です。
また保湿機能により頭皮からの水分蒸発を押さえることで頭皮のバリア機能を改善するほか、弱い抗菌作用があることから製品の安定剤としても使用される成分です。
古くから使われてきた保湿剤で、皮脂膜の分解によって生成される皮膚成分でもあります。
無色無臭の粘りけのある液体で、保湿剤または柔軟剤として使用され、ヘアケアーに使用する場合は乾燥した頭皮の保護やばさついた髪の補修に効果が期待できます。
BG(ブチレングリコール)は、主に保湿剤として使用されます。
そのほかには細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。
マルトデキストリンはデンプンを部分加水分解して得られるデンプンとマルトースの中間生成物で、シャンプーなどへは乳化安定化の目的で配合されます。
エタノールはいわゆるアルコールの成分で、抗菌、殺菌効果があるほか皮脂を取り除く効果が高く、頭皮の引き締め効果もあり、夏場などであれば清涼感も得られます。
さっぱりした感触と優れた抗菌性を有する多価アルコール(二価アルコール:グリコール)です。
濃度を低くしても抗菌性があり、多くのシャンプーなどに使用されていて、保湿作用があり、べたつきのない使用感が特徴です。
ステアラミドプロピルジメチルアミンは帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤として使用されます。
優れた毛髪コンディショニング効果(髪をしなやかにする)を発揮することからヘアコンディショナー、ヘアトリートメントなどによく使用されている成分です。
レシチンはあらゆる動植物の細胞の中に存在する成分で、医薬品やサプリなどにも使用されています。
シャンプーなどに使用する場合は、乳化補助剤、保湿剤、各種成分の頭皮への浸透促進、界面活性剤(洗浄成分)の刺激緩和、感触改善のためのヘアコンディショニング剤として使用されます。
トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られる成分で、食品などにも使われています。
水に溶けやすくシャンプーに使われる場合は、シャンプー剤の粘度を上げ、泡の弾力性を向上させる目的で使用されます。
ソルビン酸K(カリウム)は、防腐の目的で配合されます。
食品の保存剤としても承認されている水溶性の防腐剤で、細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあり、一般的に他の防腐剤と併用して用いられます。
メチルパラペンはシャンプーなどに配合される抗菌・防腐剤で、あまり良いイメージではとらえられていないようですが、広く各種製品に使われている成分で一般的には安全性には問題のない成分です。
特にシャンプーなどの洗い流す製品において、過度に心配する必要はありませんが、ごくまれにアレルギーなどが起きる可能性はあります。
フェノキシエタノールは、主に抗菌、防腐剤として使用される芳香族アルコールの1種で、緑茶などにも含まれる、自然界にも存在する成分です。
食品などにも使用される、抗菌・防腐剤です。酸性成分の中で高い抗菌性を発揮し、他の防腐成分と併用されることが多くなっています。
フェノキシエタノールまたはメチルパラベンと併用されることが多いようです。
香料
合成香料です。
黄4
第1分類の法定色素です。色素名としてはタートラジンになります。
緑3
第1分類の法定色素です。色素名としてはファストグリーンになります。
注:第1分類:すべての医薬品、医薬部外品、化粧品等に使用できるもの