USHIROクリームシャンプーは株式会社 BeADELから発売されているシャンプーです。
この記事では、USHIROクリームシャンプーの特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。
USHIROクリームシャンプーの販売会社さんのウリ
頭皮と髪を同時ケアするオールインワンシャンプー、シャンプーだけで髪も頭皮もケア
・トリートメント、コンディショナー不要の日本初の泥パックシャンプー
・泥パック効果で洗浄と保湿のダブル効果
泥パックの成分としては
カオリン:白く滑らかな手触りの公休日要請文でホワイトクレイとも呼ばれる泥
海シルト:頭皮に潤いとミネラルを補給。特定の海域からしか採取できない希少な泥
溶岩クレイ:洗浄効果や吸収性が高く頭皮と髪の汚れを落とすクリーミーな泥
・自然由来の成分を贅沢に配合
フラーレン、人幹細胞培養液、カオリン、セラミド3種、植物エキス、海シルト、モロッコ溶岩クレイ
・香り三段オート
フルーティーフローラルの香り:ベルガモット、ピンクペッパー、グローブ
ハーバルフローラルの香り:ジャスミン、ローズマリー
ウッデイムスクの香り:サンダルウッド、ムスク
・まとまる髪へ
くせ毛、多毛→ツヤのある髪に
湿気による広がり→毛先までまとまる
カラーダメージ→美容成分で保護効果
毛先のパサつき→手触りが良くなる
USHIROクリームシャンプー、宝実の分析
まずは成分を概観してみます。細かい個々の成分については、この記事の後半部分で解説しています。
私の独断と偏見で主な成分を分類してまとめてみると
育毛成分
オタネニンジン根エキス、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド、オウゴン根エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、加水分解アナツバメ巣エキス、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、グリシン
頭皮環境改善
ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、プラセンタエキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、セイヨウニワトコ花エキス、パリエタリアエキス、ユズ果実エキス、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3、ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11、チャ葉エキス
頭皮保護
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、コメ発酵液、アセチルヘキサペプチド-1、ゼニアオイ花エキス、キュウリ果実エキス、アルニカ花エキス、フィトスフィンゴシン
保 湿
セタノール、BG、グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、ベタイン、アストロカリウムムルムル種子脂、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油、ツバキ種子油、ブドウ種子油、マカデミア種子油、アーモンド油、ククイナッツ油、デキストラン、コレステロール、(クエン酸/乳酸/リノール酸/オレイン酸)グリセリル、エチルヘキシルグリセリン、ココイルアルギニンエチルPCA、カプリリルグリコール、乳酸、乳酸Na
毛髪保護
フラーレン、セラミドNP/セラミドAP/セラミドEOP、γ-ドコサラクトン、ヘマチン、加水分解コンキオリン、PVP
髪のコーティング
ジメチコン、イソステアリン酸フィトステリル、PPG-3カプリリルエーテル、
感触向上
パルミチン酸エチルヘキシル、セテアリルアルコール
白髪防止
アセチルチロシン、ラリックスエウロパエア木エキス
スクラブ材
カオリン、モロッコ溶岩クレイ、海シルト
これらの成分を見ると育毛や頭皮環境改善による毛髪の健全な育成を重視しているシャンプーだと分かります。
さらに、特異なのは界面活性剤不使用をうたっていること、厳密な意味での界面活性剤不使用というのは誤りがありますが、いわゆる洗浄成分というものが全く使われていないということに驚かされます。
各種成分やスクラブ剤などによって汚れは落ちるというものの、ここまで洗浄成分を使っていないというのは驚くべき点だと思います。
洗浄成分(界面活性剤)は汚れを効率的に落とすためには重要な成分で、これが全く使われていないと言うことは頭皮や髪への刺激を最小限にするということで、頭皮や髪の環境を健全に保つためにここまでやるかという驚きがあります。
USHIROクリームシャンプー、宝実の総合評価
USHIROクリームシャンプーの特徴は、いわゆる界面活性剤(洗浄成分)が含まれておらず、スクラブ(泥パック)で汚れを落とそうとしていることが上げられます。
通常シャンプーには洗浄成分(高級アルコール系やアミノ酸系)が含まれていますが、洗浄成分を全く使わず、髪をあらうことでよけいな刺激を髪や頭皮に与えないようにしています。
次に目立つのは、配合成分の種類が多岐多様にわたっていること。
最近の高級シャンプーの傾向としては様々な成分を入れ込むというのが流行っていますが、その中でもこのUSHIROクリームシャンプーは77種類の成分が配合されているのは突出した数字になります。
その多くは頭皮環境を健全な状況に保つほか育毛成分も多数含まれていて、頭皮や髪にダメージを受けていて、髪の状態が良くない人に対して、コーティングなどでは無く、んしつてきなぶぶんから改善しようというシャンプーになります。
ですから、とりあえず、髪をコーティングすることで、見た目を良くしようという人には向いておらず、長期的に髪そのものの質を改善しようとしている人に向いているシャンプーです。
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USHIROクリームシャンプーの全成分解説
USHIROクリームシャンプーの全成分について、配合量の多い順に解説します。
USHIROクリームシャンプーのメインの成分になります。
高い吸湿性と保水性をもっており化粧品などにも広く使われている保湿剤です。
トリートメント / コンディショナーなどに使用される場合は、通常は乳化補助、感触改良などの目的で使用され、乳化物を安定させるとともに粘度を上げ、また、適度にエモリエント性があり、毛髪に滑らかさと肌ざわりの良い感触を付与します。
その他、薄い皮膜となって肌や髪を乾燥から守る働きもあり、温和なべとつかない光沢を与え、乳化製品の白色化を促進する効果も有ります。
USHIROクリームシャンプーは泥シャンプーですから、泥成分など全体の溶剤という位置づけで使用されていると考えられます。
適度にエモリエント性があり、毛髪に滑らかさと肌ざわりの良い感触を付与するだけでなく稠度(ペースト状物質の硬さ・軟らかさ・流動性など)、油ぎった感触の抑制にも使用されます。
化粧品に広く使用される油剤です。軟化剤、質感向上剤、溶剤、エモリエント剤として、肌への潤いを与え、滑らかな感触を演出します。また、他の成分を溶かす役割も果たし、日焼け止め成分の分散にも役立ちます。
ステアリルアルコール(牛脂、大豆油などが原料)とセタノール(ヤシ油、パーム油、牛脂、鯨脂などが原料)を混合させた、高級アルコールで乳化剤としての効果を得るために用いられ、適度なエモリエント性と乳化補助による粘度を適度に保つ効果があり、トリートメントやコンディショナーなどの基材成分として使用されます。
ジメチコンは代表的なシリコン剤で、髪をコーティングし、サラッとした質感にする事が出来ます。
多くのシャンプーやコンディショナーなどに使用されています。
BG(1,3-ブチレングリコール)は主に保湿剤として使用されます。
そのほかには細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。
古くから使われてきた保湿剤で、皮脂膜の分解によって生成される皮膚成分でもあります。
無色無臭の粘りけのある液体で、保湿剤または柔軟剤として使用され、ヘアケアーに使用する場合は乾燥した頭皮の保護やばさついた髪の補修に効果が期待できます。
ステアルトリモニウムクロリドは、陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)で主な使用目的は帯電防止です。
ヘアコンディショニング剤に配合され、髪に強力に吸着する働きがあり毛髪を柔軟にし、すべりをよくし、静電気を防ぎます。
カオリンとは、白色の陶土または粘土鉱物の総称で、主にカオリナイトを主成分とします。陶磁器の原料や化粧品、クレイパックなどに利用されます。
粘土鉱物なので、皮脂や汚れを吸着する性質があり、吸油性や吸水性に優れており、化粧品には増量剤や希釈剤としての他、吸着、研磨・スクラブ剤として使用されます。
古くからモロッコの女性がスキンケアやヘアケアに使っていた天然泥で古い角質、毛穴の汚れ、皮脂などをしっかり吸着し、洗い流してくれるほか、毛穴の詰まりを取り除き、毛穴の目立ちを改善します。
またミネラル成分が肌のキメを整え、なめらかな肌に導き、汚れや古い角質を除去することで、肌の透明感を高めます。
海シルトとは、沖縄の海底で数百万年かけて堆積した泥状のものを指します。
海洋微生物が豊富に含まれているため、ミネラルが豊富で、60%が5ミクロン以下の微細粒子で、高い吸着力を持っており、パック剤として使用すると毛穴の汚れを落とす効果が期待できます。
沖縄では古くからパックやヘアトリートメントとして利用されてきました。近年では、洗顔料や化粧品など、様々な美容製品に利用されています。
フラーレンの効能としては抗酸化、バリア機能修復、メラニン生成を抑えることによる美白、キューティクルの損傷を押さえることによる毛髪保護などが期待されます。
ヒト脂肪細胞順化培養液エキスは、ヒト脂肪細胞を培養した際に分泌される成分を抽出したものです。主に美容成分として化粧品に配合されており、肌のハリや弾力、潤いを改善する効果が期待されています。
プラセンタエキスは、豚や馬の胎盤から抽出されるエキスで、美容分野でも広く知られている成分です。
頭皮を活性化させるほか、毛母細胞に作用して毛母細胞の増殖、分裂を促すことで毛髪成長を促す作用があると期待されていますが、これらの効果のメカニズムの解明は今後の研究が待たれる状況です。
セラミドと言えば化粧品の成分として、ご存知の方も多いと思います。
セラミドは人の皮膚の中にも存在し、水分保持、保湿作用がある成分で、肌(頭皮)のバリア機能も果たしています。
髪に使われる場合は、髪の水分保持をサポートし、髪をしなやかにします。
γ(ガンマ)-ドコサラクトンは「エルカラクトン」とも呼ばれ、日本精化株式会社が開発した毛髪の補修成分です。
ナタネの種子から得られるヘアケア成分で、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をにより髪のアミノ基と結合し、ダメージヘアーを補修します。
加齢や紫外線、ドライヤーなどでめくれ上がった髪のキューティクルを修復する作用があり、うねりやクセ、絡まり、ハリやコシがない、広がりやすい髪などの改善に効果があります。
ヘマチンは、動物の血中のヘモグロビンを分離して合成され成分で、通常はグロビンという成分と結合した状態で存在しています。
髪の主成分のケラチンはグロビンと似ているため、ヘマチンを髪に使用するとケラチンと結合する力が働き、毛髪ダメージを補修してくれます。
また、抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制して毛母細胞やメラノサイト細胞の老化を防ぎ、抜け毛や白髪を予防する働きがあるほか、パーマやカラーリングをした後に毛髪に残るアルカリ性薬剤を落としやすくする作用が有り、パーマの持ちを良くしたり、カラーリングの褪色を防いだりする効果も期待できます。
メントールは、ハッカやミントに含まれる成分で、スースーとした清涼感や香りが特徴です。化粧品や食品がシャンプーなどに配合される目的は清涼感を付与したり、あるいはハッカと似た香りがするので香料として使用されます。
ラウリン酸ポリグリセリル-10はヤシ油やパーム核油から得られるラウリン酸とグリセリンから得られる成分で、低濃度では乳化剤として、3%以上の比較的高濃度では起泡剤や洗浄剤として使用されます。
ミリスチン酸イソプロピルはヤシ油やパーム核油から得られるミリスチン酸とイソプロパノールの化合物です。
油液ですが、無色透明で粘度が低いことから、比較的さっぱりとした感触が特徴。
髪や頭皮に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性が有ります。
エチルヘキシルグリセリンは、グリセリンの一種で保湿作用があります。また抗菌作用があることから防腐剤を減らす目的でも使用されます。
ジヒドロ キシプロピルアルギニンHClは、グリセリンに、アミノ酸の一種であるアルギニンを結合させた保湿剤で、吸着力が強いことから洗い流した後も長時間保湿効果を発揮します。べたつきを改善する効果があり、頭皮に存在する善玉菌のエサとなり頭皮のフローラを整える効果も有しています。
ベタインは、糖蜜から抽出して得られる天然のアミノ酸誘導体です。植物や海産物などにも広く存在する物質で、吸収と保湿性が高く、乾燥する頭皮や髪に優れた水分保持力を発揮します。
また、マイルドな洗浄効果と静電気の帯電防止効果もあるため、髪の仕上がりを整える目的で、ヘアケア製品に配合されます。
エタノールはいわゆるアルコールの成分で、抗菌、殺菌効果があるほか皮脂を取り除く効果が高く、頭皮の引き締め効果もあり、夏場などであれば清涼感も得られます。
ただし、頭皮トラブルがあるなどの場合は、配合量が多いと刺激が強く、頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。
ココイルアルギニンエチルPCAは、植物のトウモロコシやサトウキビなどから抽出されたアミノ酸系保湿成分です。
毛髪の表面に吸着し静電気を抑制してパサつきを抑え、櫛通りを良くし、滑らかなコンディショニング効果を付与、毛髪に柔軟性を与えます。
細菌や真菌に対して高い抗菌性を示すことから、防腐剤の配合量を低減する目的で他の防腐剤・防腐助剤と組み合わせて配合されることもあります。
アストロカリウムムルムル種子脂は、南米アマゾンの熱帯雨林に自生しているヤシ科植物ムルムルの種子から得られる植物油脂です。
白色~薄い黄色の脂肪物成分で、シャンプーなどに配合される目的は、エモリエント作用を期待して配合されます。
通常は固体ですが、体温で溶けることから、髪を柔軟にし、ダメージから保護します。
アルガニアスピノサ核油とは、いわゆるアルガンオイルのことです。
毛髪などからの水分蒸発量抑制や、水分量増加によるエモリエント作用のほか、頭皮などの弾力改善によるアンチエイジング効果が期待されます。
オリーブ果実油は、オリーブの果実から得られる脂肪油(植物油脂)です。
酸化に対する安定性が高く、油性基剤としてオイル製品を中心に使用されています。
閉塞性により髪などからの水分蒸発を抑え、髪に柔軟性や滑らかさを付与、人間の皮脂と組成が似ており、アレルギー反応が出にくく、皮脂膜となって紫外線から髪を守る効果が期待できます。
ツバキ種子油は人間の皮脂に近い植物性の天然オイルで、エモリエント効果(水分蒸発抑制作用)で髪や頭皮を長時間乾燥から守り、潤いと艶を与えなめらかにします。
毛髪への吸収性が高く、柔軟性や弾力性を与えることからヘアケア製品に多く配合されている成分です。
イソプロパノールは、一般的には樹脂などの溶剤や消毒剤として使用される成分ですが、シャンプーやコンディショナーに配合する場合は、イソプロパノールを溶剤として使用すると水中に香油を均一に分散するので、香気の発散を良好にする効果が有ります。
イソステアリン酸フィトステリルは、皮膚や毛髪にさっぱりとした感触を付与する抱水性エモリエント効果を持っており、毛髪に対する親和性が高く、高い屈折率をもつことから、光沢の付与などを目的に主にコンディショナー、トリートメント、アウトバストリートメント製品などに使用されています。
PPG-3カプリリルエーテルは、シリコン由来の合成ポリマーで、シリコンの成分を均一に混ぜる効果が有ることから、単体で使用するよりもシリコンと併用されることが多く、シリコンの量を減らすことが出来ます。
また、髪への吸着力が強く、毛髪にまとまりや艶を与え、シリコンが持つサラサラ感やしっとり感を高め、さらに持続させる働きがあります。
ブドウ種子油は、ブドウの種子から得られる植物油(植物オイル)で、リノール酸やオレイン酸を多く含み、ビタミンEであるトコフェロールやフィトステロールの含有量が植物油の中では比較的多いのが特徴で、そのため安定性も比較的優れています。
シャンプーや化粧品に配合される場合は、エモリエント作用を期待して使用され、抗酸化作用や有害なフリーラジカルを消去する作用があるので、柔軟・保護成分として用いられるだけでなく、積極的なトリートメント効果が期待できます。
感触的にも、さらりとしており、髪へのなじみが良い液状オイルなので、感触の改良のためにも配合されます。
マカダミア種子油は人間の皮脂に組成が似ており、皮膚(頭皮)への浸透性が高く、特に30代以降急激に減少するパルミトレイン酸を豊富に含むため、比較的年齢の高い人のお肌(頭皮)のケアに効果が有る成分です。
また、髪への浸透力も高いので、乾燥した髪に潤いを与え艶やかな髪、まとまりやすい髪にする効果があり、オイル成分がキューテクルを保護するので、乾燥やドライヤーの熱から受けるダメージを軽減して枝毛や切れ毛の予防にもなります。
アーモンド油は、アーモンドの種子から得られる脂肪油(植物油)です。
アーモンド油が保有している閉塞性により髪の水分蒸発を抑え、髪に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性を有していることからヘアケア製品にも良く使用されています。
ククイナッツ油は皮膚親和性が高く、閉塞性により皮膚の水分蒸発を抑え、皮膚に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性を有しています。
また、ククイナッツ油をシャンプーや石鹸に加えることで泡をきめ細かくし、過渡の脱脂を抑制することから、皮膚・毛髪の保護を兼ねた泡質改善目的でシャンプーを始め石鹸や洗浄製品に使用されています。
ククイナッツ
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルは、グリセリンに中級脂肪酸(中鎖脂肪酸)の一種であるカプリル酸とカプリン酸を結合したグリセリン脂肪酸エステルです。
天然の油脂よりも軽い感触であり、酸化安定性に優れており、皮膚や髪をなめらかにしたり、うるおいを保つ働きがある油性原料です。
シャンプーなどに配合される場合は、エモリエント作用、感触改良のほか、分散(粒子状の成分を均一に混ぜる)などの目的のために使用されます。
コメ発酵液には、保湿効果、美白効果、抗酸化作用、バリア機能強化など、様々な美容効果が期待できます。また、肌への浸透性が高く、有効成分の浸透を助ける働きもあります。
また、コメ発酵液は、美容効果だけでなく、肌のバリア機能や常在菌のバランスを整えるなど、肌の健康をサポートする効果が期待できる成分で、化粧品や洗顔料、美容液などに配合され、様々な肌トラブルの改善に役立っています。
デキストランは、ショ糖を原料にして、特定の乳酸菌(ロイコノストック属菌)が生産する多糖類の一種で、医薬品、化粧品の他にも様々な用途で使われています。
シャンプーや化粧品に使われる場合は主に保湿剤や安定剤、微量成分の均等化のために使用されます。
ラウロイルラクチレートNaは、陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)です。アミノ酸の一種である乳酸とラウリン酸とから得られる界面活性剤で、皮膚刺激が低い界面活性剤として化粧品にも広く使用されます。
シャンプーなどへは、洗浄成分としてではなく、乳化を目的として配合されます。
アセチルヘキサペプチド-1は、肌に有害な影響を及ぼす外的環境要因から肌を保護し鎮静させるたり、メラニンの拡散に影響を与え、肌のトーンを均一に維持する効果が期待できます。
オタネニンジンとは朝鮮人参の別名で、オタネニンジン根エキスをシャンプーなどに使用した場合、育毛作用、血管拡張による血行促進作用、保湿作用、コラーゲン生成による抗老化作用などが期待されます。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは別名を「ピディオキシジル」といい、発毛を促進するミノキシジルとよく似た成分です。
血行を促進し、毛母細胞へ酸素や栄養分をしっかり補給することで毛髪の成長を助けます。
オウゴン根エキスは、シソ科植物コガネバナの根から得られる成分で、古来から漢方や民間薬などとして広く使用されており、抗アレルギー作用、抗菌作用、収れん作用、保湿作用などがあるほか、男性ホルモンを抑制する効果があることから育毛剤にも配合される成分です。
加水分解コンキオリンは真珠から抽出される成分で、古くから肌のケアや漢方薬にも使用されている成分です。
頭皮の保湿、頭皮細胞を若々しくする作用の他、毛髪に対する手触り感・ツヤ改善作用、キューティクルのリフトアップ抑制作用なども期待出来ます。
コレステロールは、主に動物の組織内に広く存在する動物ステロールで、シャンプーなどに配合される場合は保湿作用、乳化安定、セラミドの安定化によるバリア機能の改善、有効成分の頭皮への吸収効果の向上などを目的に配合されます。
フィトスフィンゴシンは、角質層(皮膚最外層)に存在する脂質の1つで、抗菌効果と抗炎症効果があります。
菌による頭皮の汚れを防ぎ、炎症を抑えることで頭皮状態を改善し、抜け毛防止効果やヘアサイクルの正常化効果が期待できるので、ヘアコンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤として使用されます。
キサンタンガムは、トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られる成分で、食品などにも使われています。
水に溶けやすくシャンプーに使われる場合は、シャンプー剤の粘度を上げ、泡の弾力性を向上させる目的で使用されます。
カルボマーとは、カルボキシビニルポリマーの略称で水溶性の高分子ポリマーです。
増粘作用(粘りけを出す)を目的に配合され、最も広く使用されている増粘剤のひとつです。
オランダガラシ葉/茎エキスは、オランダガラシ(クレソン)の葉、茎から抽出して得られる植物エキスです。
シャンプーや育毛剤に配合される場合は、近年、育毛成分として注目されているR-spondin1産生促進による抗脱毛・育毛の目的で配合されます。
アナツバメ巣エキスを酸、酵素又は他の方法により加水分解して得られるエキスで、肌に栄養を与え、潤いを与えて柔らかくする働きがあり、肌の弾力やキメを整えることが知られています。
美肌効果が高く、エイジングケア化粧品やヘアケアでは育毛剤などに使用されています。
ウスベニアオイの花から得られる抽出物(植物エキス)で肌の柔軟性、保湿、抗炎症、代謝促進に優れており、粘液質が豊富で、肌の保護膜を作り乾燥を防ぎ、タンニンによって収斂作用も期待できます。
また、抗酸化作用も高く、アンチエイジングにも効果的で、化粧品など配合される場合は、皮膚コンディショニング作用を目的に様々な製品に使用されています。
キュウリの果実から得られる抽出物(植物エキス)です。
キュウリ果実エキスは皮膚柔軟化、保湿作用、収れん作用、色素沈着抑制作用および日焼け後の炎症緩和作用などがあり、皮膚コンディショニングのためにスキンケア製品やシャンプー製品などに幅広く使用されています。
セイヨウキズタ葉/茎エキスは、セイヨウキズタ(英名:ivy:アイビー)の葉・茎から抽出して得られる植物エキスです。
民間薬として肌の鎮静作用や、うっ血除去作用のある外用薬としても用いられています。
使用目的としては、抗炎症作用、抗菌作用、保湿作用、抗酸化作用、血管拡張(血行促進)、余分な水分の排出/ヒアルロニダーゼ活性阻害によるむくみ改善作用などがあります。
血行促進や頭皮環境改善効果が見込めることから育毛剤や育毛シャンプーを含むヘアケア製品に使用されることも多くなっています。
アルニカ花エキスは、キク科植物アルニカ(和名:セイヨウウサギギク)の花から抽出して得られる植物エキスです。
主な作用としては、抗アレルギー作用、抗酸化作用などが期待されます。
アルニカ
セイヨウ ニワトコ(エルダー)の花から抽出したエキスで、肌を穏やかに整える効果が期待できる成分で、ハーブティーとしても利用されます。
肌荒れ改善作用、抗炎症作用などの目的で化粧品やシャンプー製品など幅広く使用されています。
セイヨウニワトコ
PVPは毛髪や皮膚への密着性に優れた光沢ある硬い皮膜を形成することから、ヘアスプレーやヘアセット剤などに使用されているほか、
吸湿性が高く、粘度を調整し乳化物の安定性や各種溶液の分散性を保持する目的で化粧品の他にも広い範囲で使用されており、また、気泡の持続性を調整する目的で洗浄系製品、ジェービング製品などにも使用されています。
パリエタリアの葉から抽出して得られるエキスです。
バリエタリアはヨーロッパで古くから利用されているハーブで、 花粉症などのアレルギー症状の緩和や、血液を浄化する作用、利尿作用など様々な効果が期待できるハーブです。
パリエタリアエキス抗アレルギー、抗炎症作用により、ニキビや湿疹などの炎症を鎮め、健康な肌を保ち、穏やかな収れん作用もあり、肌を引き締めてくれます。
シャンプー、リンス、育毛剤などヘアケア製品にも配合されます。
ユズ果実エキスには2種類あり、化粧品表示名は同じですが医薬部外品表示名でユズエキス(エタノールを使って抽出)と表示されるものであれば収れん作用、皮膚柔軟化による保湿作用、血管拡張作用が期待され
一方、医薬部外品表示名でユズセラミド(BGを使って抽出される)と表示されるものであれば、肌(頭皮)のバリア改善作用、髪の内部にある成分であるCMC代替成分としての毛髪強度およびキューティクル改善作用が認められています。
化粧品などに配合されている育毛成分として有名なキャピキシルの主な成分です。
毛母細胞などの修復機能があることから、育毛効果が期待されています。
マメ科の多年草、アカツメクサの花から抽出したエキスです。
AGA(男性型脱毛症)の原因となる5αリダクターゼという酵素の働きを抑制する働きがあることや、女性ホルモン様の働きをするイソフラボンが豊富に含まれていることから、多くの育毛剤に使用されており
有名な育毛成分であるキャピキシルの主成分にもなっています。
アカツメクサ
ヒトオリゴペプチド-1(ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1)はEGF(Epidermal Growth Factor)と呼ばれる細胞再生因子(上皮細胞成長因子)のことです。
EGF(細胞再生因子)は人の細胞内に存在するペプチドの1種で、皮膚表面の受容体(EGFレセプター)と結びつき、新しい肌細胞の生産を促進したり
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸等のタンパク質を作り出している肌にある幹細胞を増加させる動きがあります。
EGFにはターンオーバーを正常化し、肌の若々しさを保つ働きがありますが、年齢ともに体内から減少していくことがわかっています。
ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3は、ヒトの遺伝子組み換え技術を用いて作られたポリペプチドの一種です。化粧品表示名称で、KGFやFGF-7とも呼ばれ、主に肌のコンディションを整える役割を担う成分として使用されます。
化粧品、特にヘアケアやエイジングケア化粧品で肌のコンディションを整える目的で使用され、頭皮や肌の細胞の活性化やコラーゲン生成を促すなど、肌の若々しさを保つ効果があると言われています。
ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11(FGF-1)は、化粧品成分として、肌のコンディションを整え、ハリやツヤを出し、若々しい肌へと導く効果が期待されます。
細胞の成長や分裂を促す成長因子の一種で、毛包に作用して強い毛軸の形成を促し、ハリ・コシのある毛髪を育てます。
アセチルチロシンは、メラニン合成経路における前駆物質で、白髪ケア用サプリメントでも使われている物質です。
ラリックスエウロパエア木エキスは、ヨーロッパカラマツの木部のエキスです。
色素幹細胞を刺激し黒髪化を期待する成分で、白髪ケア成分として配合されます。
また、保湿効果があるほか、毛包を刺激することで、髪の成長を促し、髪を強化することが期待されます。
グリシンは、中性アミノ酸の脂肪族アミノ酸に分類される水溶性アミノ酸です。
髪の主な成分であるケラチンの4.1%を占める成分で、保湿効果、血行促進効果、抗菌・抗酸効果、キレート作用、緩衝作用など、幅広い機能があり、代謝を向上させることで育毛にも効果が期待できることから、育毛剤や育毛シャンプーといった製品へ配合されることもあります。
チャ葉エキスは、お茶の葉のエキスで、抗酸化作用や消臭作用(特に加齢臭抑制作用)のほか消炎作用、収れん作用、保湿作用などがあります。
(クエン酸/乳酸/リノール酸オレイン酸)グリセリルは、植物由来の乳化剤で、リッチな肌感を長時間持続する感触改良剤としても使用されます。
保護バリアを形成することにより、保湿機能も保有しています。
ポリソルベート60は、非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)で混ざりにくい成分を混ぜ合わせるための乳化剤として使用されるほか、親水性が大きく、液状であることから、香料、色素、有効成分などを溶かし込む可溶化剤として使用されています。
もともとは食品添加物の一つで、食品に乳化剤として使われていますが、医薬品や化粧品にも配合されています。
トロポロンは、植物から得られる有機化合物で。抗酸化作用のほか、防腐剤としても使用されます。
通常フェノキシエタノールなど、用途範囲の広い防腐剤と組み合わせて使用されます。
抗菌作用、抗炎症作用、細胞活性作用などが期待されています。
塩化亜鉛は、亜鉛の塩化物で、収斂、殺菌、紫外線カット効果があります。
ピロ亜硫酸Naは、シャンプーなどに配合される場合は酸化防止を目的として配合されます。
ピロ亜硫酸Naは、水中で弱酸性を示す水溶性の亜硫酸塩で、製品中の酸化しやすい物質に先立って自動的に酸化されることにより、製品のその他の成分の酸化を防止する働きがあります。
乳酸Naは、天然保湿因子(NMF)に含まれる天然の保湿成分として知られていて、製品に乳酸Naを配合する事で髪などに含まれる水分量が増加し、柔軟性が維持向上し保湿作用が向上します。
また、乳化安定性にも優れており、グリセリンと類似の特質を持ち、乳化安定剤、あるいはクリームなどのきめを細かくする目的でシャンプーや白髪染め、クリーム製品に使われます。
乳酸Naは、天然保湿因子(NMF)に含まれる天然の保湿成分として知られていて、製品に乳酸Naを配合する事で髪などに含まれる水分量が増加し、柔軟性が維持向上し保湿作用が向上します。
また、乳化安定性にも優れており、グリセリンと類似の特質を持ち、乳化安定剤、あるいはクリームなどのきめを細かくする目的でシャンプーや白髪染め、クリーム製品に使われます。
1,2-ヘキサンジオールは、優れた抗菌性を有する多価アルコールで、保湿、抗菌・防腐のために使用されます。
低濃度でも比較的高い抗菌力を発揮することから、パラベンやフェノキシエタノールなど防腐剤の配合濃度を低くする目的で使われます。
水やアルコール(エタノール)によく溶け、保湿効果があることから、化粧品の基本成分としてもよく使われます。
カプリリルグリコールは、さっぱりした感触と優れた抗菌性を有する多価アルコールで、保湿作用もあります。
フェノキシエタノールは、主に抗菌、防腐剤として使用される芳香族アルコールの1種で、自然界にも存在する成分で、緑茶などにも含まれています。
香 料
合成香料です。
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